昨日は、東京・渋谷区にある
温泉施設で
爆発事故が起きました。
その後の調べで、
温泉をくみ上げる際に発生する
天然ガスが
地下1階に充満して爆発が起きていた可能性が高いことがわかりました。
亡くなられた方々の、ご冥福をお祈り申し上げます。
ガス田(がすでん)とは、
天然ガスを埋蔵する地域、
または産出する地域のことで、
南西諸島周辺の中国と領有権争いをしている「
東シナ海ガス田」や
シベリアの方のお話だけではないのですね。
日本では、新潟県、北海道、福島県、千葉県などにおいて
天然ガスが生産されています。
東京と千葉県には「
南関東ガス田」があります。
ここで採取されるガスは99%がメタンガスだそうです。また、
かん水(水溶性ガスを含む地下水)から
天然ガスと同時に
ヨウ素を生産。
世界でも有数の
ヨウ素(ヨード)生産地でもあります。
最大の産地である茂原付近では、梅ヶ瀬層と大田代層が主なガス層で、
ここの井戸では
天然ガスかん水が自噴する現象が見られます。
我が家も、この
南関東ガス田の範囲に・・・
近隣にも、幾つかの
温泉施設や
温泉マンションなどがあります。
東京で
温泉が出ることは有名ですが、
過去に町立九十九里いわし博物館や東京都北区の
温泉掘削現場で
相次いで発生した事故は、いずれも
天然ガス(湧出ガス)によるものです。

南関東ガス田
(千葉県を中心に茨城、埼玉、東京、神奈川に及んでます)
画像提供:「土と水」
南関東では、ガスが溶けた水を汲み上げて
天然ガスが産出されていて、
しかも世界の
ヨウ素の4割ぐらいが
この汲み上げられた水から作られているんです!
千葉県は日本の
ヨウ素産出量のほとんどを占めているそうです。
長らく日本は世界最大の
ヨウ素産出国であったんですが、
最近はチリに抜かれて2位に。それでも、
世界の
ヨウ素産出量の4割近くを占め、世界中に輸出されています。
これだけの濃度(海水の2000倍近くの
ヨウ素が濃集)で
ヨウ素が天然濃縮されている地域は世界中でここだけらしい。
かつての
船橋ヘルスセンターも当初はガス井開発がきっかけとのこと。
昭和40年代までは東京から千葉の東京湾岸で
天然ガスを産出していました。
が、
地盤沈下への規制でほとんどのガス井が停止しました。
水溶性ガス鉱床は地下水をくみ上げてガスを取り出しますので、
地下水をくみ上げ過ぎると
地盤沈下が起きやすい弱点があります。
南関東ガス田、大地震の時などの対応はどうなんでしょうね。
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タグ : 温泉 爆発事故 天然ガス ガス田 南関東 東シナ海 ヨウ素 船橋ヘルスセンター 地盤沈下