駄文・散文帳
2015年04月03日 (金) | 編集 |
野党各党は中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)を巡って、安倍政権が当面の参加見送りを表明したことに批判を強めています。相変わらずの「何でも反対の野党」。少しも成長していない日本の野党なのです。

中国主導銀:参加見送りに野党批判「外交の完全敗北」
毎日新聞 2015年04月02日

 維新の党の江田憲司代表は2日の記者会見で、主要国の相次ぐ参加表明について「中国外交の勝利、日本外交の完全敗北だ」と強く批判。「アジア経済、インフラ開発の秩序作りに貢献すべきだ。今からでも遅くはないので参加してほしい」と要求した。

 民主党の蓮舫代表代行は2日、「貧困解消や格差是正などのために日本はアジアで努力すべきだったが、結果は成功していない」と指摘。主要7カ国(G7)では日米が孤立した状況で、「結束の乱れは大きな失態だ」(岡田克也代表)との声が強まっている。

 共産党の志位和夫委員長は1日の記者会見で「アメリカの顔色だけをうかがう自主性のなさが露呈した。アジアで参加していないのは日本と北朝鮮くらいで、参加すべきだ」と強調。普段は足並みがそろわない野党各党が、この問題では政権批判でまとまった。


毎日新聞も朝日新聞も、よほど中国が好きらしい。反米・親中ということですかね。蓮舫氏の「日本はアジアで努力すべきだった。」なんて発言は失笑ものです。また、「敗北」とか「孤立」などと言っている議員は、無知としか思えません。そんなに中国の顔色ばかり気にしてることの方が問題です。中国の国益のために働く議員は、不要です。頭を冷やせと言いたい。

以下に引用した「木走日記」の分析は正論であろうと思われます。つまり、日米が参加しない中国主導の投資銀行は、日米主導で先行するADB(アジア開発銀行)では審査が通らないだろうリスクのある開発案件をすくって、それらを中心に融資を進めていくだろうと推測され、したがって資金を高い利回りで集めなければならずデメリットが発生する。よって中国主導の投資銀行が格付け最高位のトリプルAと評価されることは極めて難しいということです。二流の投資銀行になるということです。

「中国主導のAIIB参加で日米孤立」(朝日新聞)に反論する
~日本は焦ってAIIBに参加すべきではない!日米参加を切望しているのは中国のほうである理由
2015-04-02  木走日記

中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)の創設メンバー国が50を越えた模様です。

一方、日本とアメリカは、銀行の運営に不透明な点が残るなどとして参加の申請をしていません。

 この流れを受けて朝日新聞など一部メディアは「日米が国際的に孤立」との論調を強めています。

アジア投資銀に48カ国・地域 日米抜き、戦略欠き孤立

 朝日新聞は1日付け社説においても「中国への関与は、希薄であってはならない」と主張します。

(社説)AIIB 関与は十分だったのか

社説はいつまでも日本は対米追従でいいのか、と疑問を投げかけて結ばれています。

 例によってこのような朝日新聞などの一部論調は、すぐに韓国メディアが同調します。

 朝鮮日報は2日付けで「米国の顔色ばかりうかがう日本、「誤算」で苦境」との見出し記事を掲載しています。

AIIB:米国の顔色ばかりうかがう日本、「誤算」で苦境

上記朝鮮日報記事には朝日新聞記事が発言内容も含めてそのまま一部引用されています。

 朝日新聞は1日、「米国は戦略もなく自ら孤立を招き、日本は顔色ばかりうかがっている。日本政府内部からは、米国が突然参加すれば、日本だけがはしごから落ちないという保障はない」と分析した。
 米国は一貫してAIIBの運営方式と融資基準に問題があるとの立場を崩していない。しかし、先月12日に米国に近い英国がAIIBへの参加を表明して意向、世界の主要国が相次いで参加し始めた。米国が考えていた構図は崩壊した格好だ。米国・日本が主導するアジア開発銀行(ADB)の関係者は、朝日新聞記者に対し、「中国が運転するAIIBという機関車が走ってきたところ、米日を除く全ての主要国が(ひかれる前に)逃げた」と表現した。米議会関係者は「米国のオウンゴール」という表現まで使った。

 
中国の楼継偉財政相は、「申請期限を過ぎても、日本と米国の参加を待ち続ける」と表明しています。

日米の参加待つ=中国
 【北京時事】中国の楼継偉財政相は20日、同国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に関して談話を発表し、今月末の申請期限を過ぎても、日本と米国の参加を待ち続けると表明した。(2015/03/20-23:32) 

この発言は当の中国が日米のAIIBへの参加を切望していることを示しています。

 中国は日米のAIIB参加を切望しているのは明白であり、したがって朝日新聞の「日米が孤立」という扇情的な見立ては誤りだと思われます。

 今検証した通り、日米主導で先行するADB(アジア開発銀行)は、厳しい審査で焦げ付き融資は皆無であり、従って格付けは最高位のトリプルAのため、低い利回りで資金を集められるメリットを生んでいます。

 対して後発の中国主導のAIIB(アジアインフラ投資銀行)は、審査を緩め、おそらくADBでは審査が通らないだろうリスクのある開発案件をすくって、それらを中心に融資を進めていくだろうと推測されます。

 ここに日米が参加せずリスク案件に手を出すとするならば、中国主導のAIIBが格付け最高位のトリプルAと評価されることは極めて難しい、となると資金を高い利回りで集めなければならずデメリットが発生します。

 中国の財政相が、「申請期限を過ぎても、日本と米国の参加を待ち続ける」とラブコールを続けているのは、当然と言えましょう。

 日本は50年近くADB(アジア開発銀行)をアメリカとともに、主導的に運用しアジア諸国から高い評価を得てきました。

 日本の立場からは、中国主導のAIIBの創設メンバーに参加しなかったことは、正しく評価されてよいと思います。

 日本は約50年の歴史を有するADBにアメリカとともに責任を有しており、余剰資金があるのならば、ADBに投資する方が筋ですし、国際的信用も高めることになりましょう。

 国際的にも評価の高いADB(アジア開発銀行)の活動をしっかりサポートしていくべきです。

 アメリカの動向関係なく、日本は焦って今このタイミングでAIIBに参加すべきではありません。

 もちろん将来にわたってAIIBには絶対参加しないなどと硬直した態度は不要です。

 しかし、バスに乗り遅れるなのような論に同調すべきではありません。

 「中国主導のAIIB参加で日米孤立」(朝日新聞)などの短絡的論説にまどわされてはいけません。


 日米参加を切望しているのは中国のほうだと思われます。


 

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