駄文・散文帳
2014年09月13日 (土) | 編集 |

朝日新聞の木村社長の記者会見は、拍子抜けするような全面降伏だった。内容はほぼ私が指摘した通りで、1ヶ月前に提案した第三者委員会も設置されることになったが、その人選を監視する必要がある。朝日の好きな「リベラル文化人」がやると、また「本質を直視せよ」みたいな話になるからだ。

朝日新聞の「第2の敗戦」より



ではどうすれば解決するのか。東郷氏も、かつての朝日のように「償い金を政府予算で拠出」して解決すべきだと、つかみ金を求める。そんなことをしても、また「日本が罪を認めた」と韓国が宣伝するだけだ。ロシアスクールの彼は、日韓の複雑な経緯を知らないのだろう。

ロシアと同じく、中国も韓国も全面的な和解は不可能という前提で交渉するしかない。アジア中部の専制国家の文化的遺伝子は日本とはまったく違い、仲よくできる相手ではない。それが福沢諭吉も内藤湖南も梅棹忠夫も説いたことだ。

こういう場合は、経済的な関係を保ちながら、政治的にはなるべくつきあわないのが最善だが、相手が世界に嘘を広めている場合は、日本もそれを打ち消す事実を伝えるしかない。今まで外務省は「話せばわかる」という方針で韓国外務省とやってきたが、向こうの国民やマスコミは話してもわからない。

アジアと和解できれば結構なことだが、日本政府はその努力は十分やった。そもそも日本は韓国に戦争被害を与えていないのに、日韓条約で5億ドル資金供与し、アジア女性基金という「示談金」まで出した。もう贖罪史観は卒業して韓国の「おねだり」は相手にせず、外交的な情報戦の敵と考えるしかない。


政府が「新談話」を出すべきだという片山さつき氏などの提言を政府は拒否しているが、この騒ぎを盛り上げた朝日新聞が「強制連行」を否定した以上、河野談話を見直し、世界に事実を説明すべきだ。

外務省は韓国の情報戦に応戦せよより


朝日新聞は、自滅した。戦後日本の流行した「朝日新聞的なもの」といえる思想の、軽薄さ、虚構、醜さを示しながら。もちろん、思想や価値観は大切だ。しかし、最近の日本では多くの場合、そうしたきれい事の主張の正体が、中身のない妄想であった。それゆえに、とうとう化けの皮がはがれたのだ。

日本を束縛していた、おかしな思想、それを象徴していた存在の権威がぶっ壊れたことで清清した。

特に慰安婦問題では、朝日新聞が嘘を認めず「女性の人権を守れ」などという愚かな議論を展開したために、日本の名誉を回復するための取り組みが前に進まなかった。そうした「後ろから日本人の背中を匕首で刺す」裏切り者が自滅した。これも清清した。

ばかばかしい脳内のイデオロギーや思想にとらわれず、現実を直視し、その中で格闘する人をたたえる社会に日本はゆっくり動いている。いわゆる社会に迷惑をかけた「サヨク」が力を失っている。そうした「サヨク」を支えた存在の朝日新聞が自滅したのだ。これは日本にとってプラスになるだろう。必要のないものは、適当な時に去りゆき、新陳代謝を進めなければいけない。

外にあっては慰安婦問題を処理し、内にあっては安保、経済、エネルギーで現実をしっかり見極めるのだ。「朝日新聞的なもの」が混乱させてきた諸問題を解決に動かすのだ。

日本を現実を直視した言論や思想の広がる「普通の国」にしたい。


死もまた社会奉仕--「朝日新聞的なもの」の葬送を喜ぶ ‐ 石井 孝明


「記事で世界を変える」というのは、マスコミの中でも朝日特有の思い込みだと思います。日本を代表する「クオリティペーパー」。インテリ層の多くが読んでいる新聞。それが朝日新聞の背負っているイメージです。

実際、朝日の書評に取り上げられると、本の売れ行きがのびるというのは、出版界では常識です。他の新聞では全く動きが出ないのに、です。それだけ、本を日常的に読んでいる層が読んでいるということなのでしょう。

毎日新聞などは自社の経営状況を知るだけに、朝日のような自負心はないというか、もっと自虐的です。日経は完全に情報産業と割り切っている記者が多いというのが、わたしの印象でした。

硬直的な年功序列の人事制度。平均年収1500万を超える「報道貴族」ぶり。それとは対照的な非正規社員ばかりの販売店の労働環境。そして、長年続いてきた強引な販売方法。広告収入を水増しするために部数の水増しをしているという疑惑……。朝日新聞記者は「記事で世界を変える」前に、まずは自分たちを変えるべきだったのだろう。

朝日新聞の「記事で世界を変える」という病 ‐ 椎名 健次郎


朝日新聞が落城した。

木村社長は「朝日新聞の質の高い報道を維持するためには良質な社員を確保する必要がある。だから、ニュースは無料で提供するべきではない」という考え方にとらわれていた。朝日新聞は「ペイ・ウォール(課金の壁)」を築こうとしていた。

インターネットの普及で情報を囲い込むのは難しくなり、ニュースは一瞬のうちに世界中を駆け巡る。産経はニュースを解放する道を選び、朝日はニュースを囲い込む道を選んだ。この過ちが、朝日新聞とネットの間に埋めようのない溝を作った。

朝日新聞の朝刊発行部数は約760万部。しかし、ネット上の読者は発行部数をはるかに上回る。ノンフィクション作家、門田隆将さんはブログを通じて、「吉田調書」の意図的とも言える誤報を告発した。ブログはBLOGOSに転載され、一気に広がった。

インターネットは既存メディアを上回る「第5の権力」になった。朝日新聞も約760万の購読者だけを相手にしているわけにはいかなくなった。ペイ・ウォールを築き上げてもニュースの流れを堰き止めることはできない。

社長謝罪、朝日新聞はどうして産経新聞に敗れたのか デジタルからの考察


1918年(大正7年)の「鈴木商店焼き討ち事件」から戦前・戦中の▶「戦争扇動」、戦後の▶「珊瑚記事捏造事件」そして▶「慰安婦」▶「南京大虐殺」▶「福島原発事故」▶「護憲」▶「集団的自衛権」▶「特定秘密保護法」に至るまで、朝日新聞は結論ありきの報道をしてきました。

朝日新聞の木村社長の記者会見では、誤報に関して色々と言い訳をしていましたが、すべてウソでしょう。目的のためには手段を選ばず。したがって捏造が必要であったのだ。では、朝日の目的とは何か。米国・中国・韓国の望みどおりに日本の弱体化を図ることか。NYタイムズや英紙タイムズ、人民日報、韓国紙(東亜日報)などと提携してカネをもらっているのか。ともあれ、朝日は日本が嫌いなのだ。

朝日は「当選後1年以内に独立し中国・韓国軍を引き入れ日本から守って貰う」と訴えている沖縄知事候補と同類です。

また、朝日の主張は偽善に満ち満ちている。周囲の誰からも「好い人」と思われたくて優しいふりをしている人に似ている。

「抗日戦争」の神話 - 『韓国 反日感情の正体 』
2014年09月11日 池田信夫

韓国 反日感情の正体 (角川oneテーマ21)
黒田 勝弘
角川学芸出版
★★★★☆

著者は産経新聞のソウル駐在記者として40年以上、韓国を見てきたベテランだ。彼の目から見ると、慰安婦問題が「壮大な虚構」であることは自明で、朝日新聞の市川速水記者も彼との対談で同意している。問題はこんなバカバカしい嘘が、なぜいつまでもくり返されるのかだ。

日本人にとって韓国はどうでもいい中進国の一つだが、韓国での日本のプレゼンスは非常に大きい。人々は日本の文化が好きなのだが、公式には「反日」が国是になっている。それは単純なナショナリズムではなく、中国を中心とする「華夷秩序」の中では朝鮮が格上で日本は「夷狄」だったのに、近代に逆転されたというコンプレックスだ。

日本人より優秀な韓国人が敗れたのは、「日帝36年」が原因だということになっている。日韓併合も「抗日戦争」に敗れて日本に侵略されたことになっているので、著者が「朝鮮人の志願兵に感謝する」と書くと怒り、朝鮮人特攻隊員の慰霊碑は撤去される。独立は抗日戦争の勝利なので、「戦勝国」だと思っている。これを著者は「強制と抵抗」史観と呼ぶ。

実際には、日韓併合は崩壊した大韓帝国を日本が救済する形で引きずり込まれたもので、伊藤博文は反対していた。その後も日本人は、北海道の開拓のような感覚で「国土開発」をしたのだ。ただ「鮮人」は2級市民で、戸籍などの差別はあった。戦時動員でも、朝鮮人は炭鉱などの危険な職場に送り込まれて数多く死んだ。今も日本人に差別意識が残っていることも事実だ。

慰安婦問題は、こうした韓国人の屈折した反日意識の生んだ幻影である。彼らの脳内では朝鮮半島は「戦地」だったので、軍に強制連行されて「挺身隊」にされた少女の像が建てられるのだ。実際には朝鮮人は競って日本兵になり、その戦死者は靖国神社にまつられている。これが彼らのもっとも思い出したくない過去である。

他方、朝日新聞に代表される日本のマスコミも、終戦直後の贖罪史観を卒業できない。こうした日韓の思い込みが悪循環になって増殖したのが、慰安婦問題だった。
10月からのアゴラ読書塾では、こうした中韓とのつきあい方も考えたい。


 

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