駄文・散文帳
2014年08月17日 (日) | 編集 |

教条主義的で不毛な「不戦の誓い」論争をやめよ~戦後69年まったく進歩のない護憲派メディアに反論する
2014-08-17 木走日記

 「不戦の誓い」から「平和の誓い」へと言葉を言い換えた安倍首相の政府主催の全国戦没者追悼式における式辞に、主に護憲派メディアから批判が噴出しております。

 赤旗曰く「歴代首相が表明してきたアジア諸国への「加害」の反省や「不戦の誓い」を昨年に続き表明せず、歴史逆行の姿勢を改めて強く示し」たのだと。

 今回は当ブログとしてこれら護憲派メディアの批判に反論を試みます。

 まず一点。

 政府主催の全国戦没者追悼式における式辞において、日本国内閣総理大臣が前例に倣って式辞を述べなければならない理由はどこにもありません。

 逆に戦後69年、激動する国際情勢に冷静に対峙しその言葉がときとともに変動することは、日本国を率いる政府の最高責任者たる総理大臣の発言としては当然のことであり、無批判的な独断にもとづく「前例に従え」という教条主義に陥ること自体がおかしなことなのであります。

 さらに付け足せば、赤旗曰くの「歴代首相が表明してきた『不戦の誓い』」という表現の偽善性です。

 政府主催の全国戦没者追悼式において「不戦の誓い」という言葉を初めて使用したのは2002年の小泉首相(当時)が初めてであり確かにそこから2012年の野田首相まで「継承」されてはきましたが、戦後69年の期間でくくれば最近のことにすぎません、2002年それ以前の総理大臣は95年の村山首相も含めて誰一人として使用してはいません、赤旗などの「歴代」とする表現は偽善です。


 そしてより本質的な2点目。

 日本だけが「不戦」を唱えればそれだけで「戦争」を避けることができ、恒久的平和を獲得できるのか、という疑念です。

 現実に中国の台頭により東アジア情勢は緊迫しています。

 当ブログでは3月に「突出した伸び率で軍事大国化を計る中国は実は無理をしていない」と近年の中国の軍事大国化のペースが尋常ではないことに対して警鐘を鳴らし、合わせて「日本のメディアの分析は甘い」とメディア批判を展開いたしました。

1989年からのこの四半世紀で実に中国の軍事費は9倍に膨張しているわけです。この四半世紀において韓国は2倍にしておりますが日本や台湾が軍事費がほとんど伸びていない中、中国は実に9倍を越える膨張を示しています。

 この冷徹な現実を前に日本だけが「不戦の誓い」を念仏のように唱えれば平和が確保できるなどそれこそ平和ボケ外交音痴な戯言(ざれごと)です。

 この状況下で、防衛、外交方針を具体的に打ち出す保守派に対して、リベラル勢力は数十年前から更新されない言葉で教条的かつ精神論的な憲法9条擁護論を繰り返すだけで、現実に存在する国民の不安に対応しようとしません。

 多くの護憲派メディアおよび論者は「不戦を唱えろ」と安倍首相をバカにするわけですが、こうした指摘自体が一歩譲って仮に妥当だったとしても、リベラル勢力はこうして相手をバカにするだけで自分たちは具体的な、現実的な処方箋を出せていません。

 これで国民の支持を得れるはずがありません。

 リベラル派は国家に軍事力が必要であることも、近隣諸国の反日ナショナリズムの問題も一通り認めなければなりません、その上で、保守派の掲げる論以外の現実的な選択肢を提示することこそすべきなのです。

 保守派の主張以外の手段を講じた方が、国防に結びつくというアピールがまったくないのです。

 もっとも問題なのは、リベラル勢力のある種の大衆蔑視ともいえる自己陶酔です。

 保守派は現実に起こっている変化に何とか対応しようと具体的に政策を打ち出しますが、リベラルは教条的憲法擁護論に拘泥し、自らの主張に酔い反対意見を机上で論破することのみに執着し、現実の日本を取り巻く状況に対して何ら具体的政策を国民に訴えることを放棄して、そこで自己満足しているのです。

 現実に社民や共産などの護憲政党の長期凋落傾向を持ち出すまでもなく、護憲派リベラルの浮世離れした教条的憲法擁護論だけでは、すでに国民の支持を失っていることを自覚すべきでしょう。

 ・・・ 

 国家間の戦争には、有史以来、当事者としては2つの側面しかありません。

 戦争を仕掛ける側と仕掛けられる側です。

 そして仕掛ける側も仕掛けられる側も「自衛」を全面的に旗印にするのも繰り返されています。

 第二次世界大戦の枢軸国、ドイツや日本の主張も「自衛戦争」でした。

 戦後69年。

 日本が仕掛ける側にはならない、自ら戦争を仕掛けない誓いは重要です。

 この場合「不戦の誓い」=「平和の誓い」が成り立つでしょう。

 しかし一方日本が戦争を仕掛けられる場合、「不戦の誓い」≠「平和の誓い」であります、等式は全く成立しません。

 否それどころか、日本が絶対反撃しないとわかっていたら、逆に戦争を呼び込むことになりかねません。

 戦後69年、教条主義的で不毛な「不戦の誓い」などの言葉に、護憲派もそろそろ見切りをつけるべきです。

 冷徹な現実を見つめよ、
ということです。 


日本の反日左翼メディアに連動して、韓国紙もさっそく「昨年に続きまたも…安倍首相、アジアへの加害反省なし」と書いています。

慰安婦問題だけでなく、先の大戦に関しても、日本だけが悪かったみたいな言い方をし、日本だけが反省も謝罪もしていないと主張する一部の日本人と中国人・韓国人にはウンザリです。

歴史を学ぶなら、以下のような事実も知るべし。

インドネシアにおけるオランダ350年と日本3年半の統治比較

欧米列強のアジア侵略はいかにして行われたか

世界はどのように大東亜戦争を評価しているか

ベトナムでの韓国軍の残虐さ「大虐殺・放火・拷問・強姦・強奪…」

【韓国は正しい歴史認識を】日韓併合を主導した米国のセオドア・ルーズベルト大統領

習近平氏の「戦友」発言は韓国を心底からバカにしている表現
2014.08.16 ZAKZAK

 最近、韓国を訪れた習近平・国家主席の韓国の立場をまったく無視した歴史認識は韓国にとっては深刻だ。その後、さすがにメディアなどで中国批判が出ており、韓・中歴史戦争再燃を予感させている。

 習近平は韓国滞在中、ソウル大学で講演した。理工系の講堂だったが講演の中身はもっぱら歴史だった。彼は中国の歴史を回顧しながらこれまで中国と韓国はいかに仲がよかったかを強調した。明の時代の16世紀には日本軍(秀吉軍)の“侵略”に対し共に戦い、清の時代の19世紀(日清戦争の前)にも共に肩を並べ日本と戦ったではないか、とぶったのだ。

 習近平は朴槿恵大統領との出会いではこれまでも韓国を「親戚」と持ち上げてきたが、今回はさらに踏み込んで、歴史的には「いつも仲良し」で時には日本相手に“戦友”だったとまで言ったのだ。

 明と清の時代に中国が朝鮮半島に出兵し一時、日本と戦ったことは事実ではあるが、だからといって中韓はいつも仲良しで肩を並べる戦友だったと言われたのでは、歴史歪曲もはなはだしい。この堂々たるウソにそれまで親中ムードを演出してきた韓国マスコミも、さすが反論に乗り出している。

 韓中の歴史戦争はこれまでは古代史が舞台で、紀元前後から7世紀にかけ中朝国境地帯から旧満州にかけて勢力を張った高句麗の帰属を巡ってモメてきた。韓国は自分たちのルーツといい、中国は自らの一地方政権で中国史だと主張し対立が続いている。この高句麗だって当時、中国の隋や唐としょっちゅう戦争していたので決して「仲良し」の歴史ではない。

 古代史はさておいても、13世紀以降の元や清では韓国(朝鮮半島)はひどい目に遭っている。元による高麗に対する暴政は井上靖の名作『風濤』(新潮文庫)に詳しいが、高麗の王はいつも元の女性を妃にしなければならなかったし、清の時代も女性略奪などで泣かされている。

 「共に肩組んで日本と戦った」という明時代も、韓国の民衆は明兵の略奪、乱暴に悩まされ、19世紀末の日清戦争前もソウルで“総督”みたいに威張っていた袁世凱の横暴ぶりは有名で、とても「仲良し」などではなかった。

 以上は昔話に属するが、現在、習近平が国家主席を務める中華人民共和国となると「仲良し」どころか、あの朝鮮戦争(1950~1953年)では大軍で韓国を“侵略”しソウルの南にまで侵攻している。

 習近平は中国の朝鮮半島に対する侵略、略奪の歴史には一切、口をつぐんでいる。これまで中国にその侵略責任を一回も追及したことがない韓国だから、心底からバカにしているのだ。
どうする韓国?

 文■黒田勝弘(産経新聞ソウル駐在客員論説委員)
 ※SAPIO2014年9月号


 

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