駄文・散文帳
2014年04月18日 (金) | 編集 |

【社説】旅客船沈没、先進国ではあり得ない大惨事だより一部抜粋
2014/04/17 朝鮮日報

今回の事故は運航から救助のプロセスに至るまで、多くの初歩的ミスや過失が重なってしまったというわけだ。

 1990年代の初めから半ばにかけての時期、韓国では西海フェリー事故の他にも32人が死亡した聖水大橋崩落事故(94年)、101人が死亡した大邱地下鉄ガス爆発事故(95年)、501人が死亡した三豊百貨店崩壊事故(95年)など、後進国型の大惨事が相次いだ。ちなみに西海フェリーが沈没した93年当時の国民1人当たりGDP(国内総生産)は8422ドル(約86万円)だった。災害が相次いだ1990年代は、1年が過ぎるたびに「後進国から中進国になるのはこれほど大変なことなのか」という嘆きの声が相次いでいた。

 韓国の今年の1人当たりGDPは、1993年のほぼ3倍に相当する2万6000ドル(約270万円)となる見通しだ。これはほぼ先進国になったと言ってもよいほどの数字であり、また「韓国こそ世界一」と誇れる分野も決して少なくない。しかし「世界一」という派手な外見の内実がどの程度のものかについては、今回の旅客船沈没事故が如実に示している。政府も行方不明者の数さえ把握できず慌てるばかりだった。船舶や携帯電話、自動車などを製造する技術は一流になったが、それを取り扱うソフト分野は相変わらず後進国レベルにとどまっているわけだ。国民は何よりも今回の事故を通じ「もしかすると韓国は人間の命を大切とは考えない国ではないか」と骨の底から感じたはずだ。いずれにしてもこのままだと、韓国が真の先進国になるのはまだ難しい。たとえ経済的には先進国の一員になったとしても、国民の意識や社会制度、慣行などが今のレベルから抜け出せないのであれば、今回の事故以上の悲劇が今後もわれわれを待っているかもしれない。これが単なる杞憂(きゆう)で終わることを願うばかりだ。


韓国紙は昨年「韓国は優れた設計・建造能力を基に世界最高の造船大国としてそびえ立つ」と書いていましたし、折あるごとに韓国は造船大国と自画自賛してきました。しかし、転覆した韓国の旅客船「セウォル号」は、日本の中古船を買ったものだったんですね。ただ、旅客船は日本で1994年に建造され、約18年間運航した後、2012年に韓国側が入手、昨年3月に運航を開始した。座礁しても簡単には沈没しない構造だという。船舶事故の背景には、人災といえる「航路変更」や「避難指示ミス」などが指摘されています。今後、朴槿恵政権を揺さぶることもありそうです。

転覆船かつては日本で運航 韓国で巨大化、800トン増加…船体不安定に?より抜粋
2014.4.17 MSN産経ニュース

 珍島(ちんど)(韓国南西部)沖で転覆した韓国の旅客船「セウォル号」は、かつて日本の国内定期船として運航され、韓国側に売却後、定員は100人以上増えていた。航路変更による座礁や急転換での横転の可能性が事故原因として浮上する一方、船長らの避難誘導も疑問視されている。

 「セウォル号」は平成6年6月から24年9月まで、鹿児島県奄美市のマルエーフェリーが鹿児島や沖縄を結ぶ国内定期船「フェリーなみのうえ」として運航。日本では運航に支障が出るような事故はなく、仲介業者を通じ24年10月に韓国側に売却。約半年の整備期間を経て韓国で昨年3月から就航した。

 日本製船舶は中古船として、アジア向けに転売されるケースも多く、整備や改造により30年ほどは運航できるという。

 韓国では船体改造が行われたとみられ、定員は日本時代の804人から921人に増加。細分化された客室が大部屋に改造され、一気に海水が流れ込む構造になっていたとの情報も。総トン数も800トン増え、船体のバランスが不安定になっていた可能性もある。

 朝鮮日報日本語版によると、事故発生当時、旅客船には船長など約30人の乗組員がいたが、事故発生直後に素早く脱出して救助されていたという。

 こうした船員らの行動について、船員を養成する独立行政法人「海技教育機構」(静岡市)の担当者は「船員にとって乗客の安全確保は最も重要なのに、これでは職務放棄ととられかねない」とし、船員らの対応が犠牲者の拡大を招く可能性を示唆した。

鈴木客員教授は、事故現場の航空写真に救命いかだが写っていないことにも着目。「旅客船に備え付けられているいかだが海上に下ろされていないのは大きな問題。本来なら救える命も救えなくなる」と話す。


今回の事故対応について、韓国メディアは船会社や朴政権を批判しています。

「安全不感症の災難が続いている」「発展途上国型事故と右往左往する対応は、いつになったら無くなるのか」(東亜日報)

 「組織的に待避と救助に導いた形跡がない」「事故の対応体系は相変わらず足踏み状態だ。これでは国民は安心できない」(ハンギョレ新聞)

「早く対策立てろ」「こんなところにいるな」…朴大統領に不明者家族が罵声より抜粋
2014.4.17 MSN産経ニュース

 旅客船沈没事故で、朴槿恵大統領が17日、行方不明者の家族が集まる珍島の体育館を訪れ見舞いの言葉を掛けたところ、政府の捜索活動が遅れていると不満を持つ家族が大統領に「こんなところにいないで早く対策でも立てろ」などと罵声を浴びせ、騒ぎになった。

 韓国政府は事故直後、救助者数をダブルカウントにより大幅に間違え、乗船者数も17日午前まで確定できず初動対応にもたついた。悪天候で不明者の捜索が進んでいない状況で政府批判が高まる可能性も。朴氏は神経をとがらせている。



<韓国旅客船沈没>「事故の度に言葉だけの対策」 市民が政府の“安全不感症”に怒りより抜粋
2014年04月17日 中央日報

「珍島旅客船の事故の原因も政府の安全不感症のためだ。昨年うちの子どもが海兵隊キャンプに行って事故で亡くなった時も、管理・監督に問題があった泰安郡庁、海洋警察に対しては処罰しなかった。慶州リゾート体育館崩壊事故で釜山外大の学生が惨事にあった時も同じだった。会社の関係者だけを拘束した。事故が発生する度に政府は再発防止対策を出してきたが、言葉だけだった」。

救助の責任を負う政府当局の右往左往する姿に対する非難も相次いだ。政府が事故予防どころか、行方不明者の家族と国民をさらに不安にしているということだ。


旅客船事故の報道で見過ごされがちですが、米国が中国と韓国に「為替介入を自制せよ」と警告しています。韓国当局などは日常的に為替相場に介入していますからね。ま、韓国の場合、政府も企業も家計も莫大な債務を負っているため、常に現金が無い。大規模な金融緩和ができない。

米国「韓中は為替介入を自制せよ」
2014年04月17日 中央日報

ウォン・人民元対ドル。為替戦争が再び点火する兆しを見せている。宣戦布告は米国がした。米財務省は15日、韓国と中国を狙い「為替レート介入を自制せよ」と警告した。1年に2回議会報告用に作成する「国際経済および為替相場政策報告書」を通じてだ。

米財務省は、「正確な数値が公開されたのではないが、昨年下半期に韓国の外為当局がウォン上昇の速度を制御するため市場に介入したとみられる」と明らかにした。それとともに「昨年の韓国の経常収支黒字は国内総生産(GDP)比6.1%で、1999年以降で最大を記録した。世界金融危機のあった2008年以前より多くの黒字を出した数少ない国のひとつ」とした。ドルが韓国に押し寄せたことで上がるウォンを韓国政府が人為的に押さえ込んだという主張だ。

中国に対する批判の強さはさらに高かった。「中国の外為当局は人民元の1日変動幅を1.0%から2.0%に拡大し大規模に外為市場に介入した。最近の人民元の下落速度と幅は前例のない水準」と指摘した。「今後状況がどのように流れるのか綿密に見守る」と脅した。これに対し米財務省は日本には免罪符を与えた。「安倍晋三首相が『深刻な円高問題を直す』と言ったが、過去2年余りにわたり為替相場介入はしなかったものと現れた」と報告書に書いた。

韓国と中国を相手にした貿易で毎年赤字を出している米国は両国の外為政策に異議を提起し続けてきた。輸出が多い国は通貨価値が低い方が有利だ。自国で生産する製品価格が相対的に安くなる効果があるからだ。

この日韓国政府は報告書をめぐり特別な反応はしなかった。「米政府内部用途」(企画財政部)という理由からだ。度重なる米国の指摘に両国は慎重に対応しながらも不満を隠さないでいる。

先週国際通貨金融委員会(IMFC)に参加するためワシントンを訪問した中国人民銀行の易綱副頭取は、「人民元相場は正常範囲で動いている。中国政府は上昇と下落の両方向に為替相場が流れるよう政策を運用している」として為替相場介入を否定した。


 

ブログランキングに参加してます♪
↓猫パンチしてね    クリックお願いします<(_ _*)>
 

スポンサーサイト

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する