桜が咲き始めました。
ソメイヨシノは、葉が出そろう前に花が咲きそろうのですね。
この「何もないところに花が咲く」という状態に、
日本人は古来生命力の強さを感じたようです。
さまざまの 事おもひ出す 桜哉 (松尾芭蕉)
誰もが穏やかな気持ちで桜を愛でることが出来ますように・・・。

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ソメイヨシノは、葉が出そろう前に花が咲きそろうのですね。
この「何もないところに花が咲く」という状態に、
日本人は古来生命力の強さを感じたようです。
さまざまの 事おもひ出す 桜哉 (松尾芭蕉)
誰もが穏やかな気持ちで桜を愛でることが出来ますように・・・。
世の中にこんな理不尽がまかり通っていいのか。『心にナイフをしのばせて』(文藝春秋)を読み終えると、やりきれない思いにとらわれる。昭和44年に神奈川県の高校1年生が起こした同級生刺殺事件のその後を、ノンフィクション作家の奥野修司さんが丹念に取材した作品だ。
▼被害者の家族が地獄のような日々を強いられる一方で、加害者の少年Aは、慰謝料を支払わないまま、弁護士として社会復帰を果たしていた。事件から30年後、Aは被害者の母親にかけた電話で「なんでおれが謝るんだ」と言い放つ。
▼12年前の3月20日、地下鉄サリン事件が発生し、12人の死者、5000人を超える重軽傷者が出た。今も多くの被害者が、重い後遺症に苦しんでいる。地下鉄丸ノ内線の車中で被害に遭った浅川幸子さん(43)もその一人だ。
▼寝たきり生活で、重度の言語障害もある。介護する兄一家の負担も大きい。「これからも叔母や父は大きな傷を負いながら生きていきます。そんな未来はいりません。明るい未来を返してください」。元気な叔母の姿を一度も見たことがないめいの中学生、ゆうかさんがつづった手記の一節だ。
▼そんな被害者や遺族に対して、事件の首謀者だったオウム真理教の元教祖、麻原彰晃死刑囚(52)は、反省や謝罪の言葉を一切口にしていない。教団の被害者らへの賠償も滞っている。にもかかわらず、教団や元信者が、元教祖の妻子らに年間総額約1500万円もの生活支援を行っているという小紙の報道には、開いた口がふさがらない。
▼きのう東京で桜が開花したが、犯罪被害者たちに、花をめでる心の余裕があろうはずもない。その苦しみを理解することが、理不尽な世の中を変える第一歩になる。
産経新聞(2007/03/21)

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2007/03/27(火) | 国内ニュース | トラックバック(0) | コメント(12)




