駄文・散文帳
2013年12月06日 (金) | 編集 |

「強行採決」は民主主義の機能する第一歩
2013年12月05日 池田信夫blog

秘密保護法案は、参議院の委員会で可決された。朝日新聞の社説は「採決強行は許されない」と騒いでいるが、強行採決などという言葉は日本でしか使わない。英米には「フィリバスター」と呼ばれる長時間演説して議事を妨害する議員がいるが、その演説が終わると議長が審議を打ち切るのは当たり前だ。

ところが日本では議運や国対で与野党の合意によって審議日程が決まり、議長がそれを無視すると「強行採決」と呼ばれる。与党も野党に配慮して抵抗の強い法案は後回しにするので、会期切れで廃案になってしまう。このような世界に類をみないガラパゴス政治は、55年体制の自民党単独政権の中でできた慣行である。

閣議決定した法案は自動的に通るので、野党の唯一の抵抗手段は審議拒否で会期切れに追い込むことだ。したがって衆参のねじれが解消されても、国対で了承されない限り法案は通らない。与党もそれを利用して、党内で反対の強い法案は後回しにしてつぶしてしまう。民主党政権の「国家戦略局法案」は何度も国会に出たが、すべて会期切れで廃案になった。

つまり日本の国会は多数決ではなく、実質的な全会一致なのだ。このため増税やスパイ防止法のように強く反対する少数派がいると国会に何度出ても流れ、コンセンサスの得やすいバラマキ福祉はするすると通ってしまう。このような慣行が残っている限り、利害対立の生じる「大きな変化」を避けて問題の先送りを繰り返す日本の政治の欠陥はなおらない。

秘密保護法案の審議日程は従来の国会の慣行からみると異例だが、安倍首相はこのような国会の慣行を変えたいとかねてから言っていた。与党の決めた法案はすべて国会を通し、その結果をみて有権者が次の選挙で判断すればいい――彼がそういう前例をつくるつもりだとすれば、今回の「強行採決」は日本で多数決による民主主義が機能する第一歩になるかもしれない。



秘密保護法についてのまとめ
2013年11月29日 池田信夫blog

まず「特定秘密」は安全保障に関する情報だということを理解しないで、原発がどうとか学問研究がどうとか騒いでいる人が多い。普通の人が軍事・外交機密に接触する機会はまずない。私は何度か防衛庁に取材に行ったが、ほとんどの情報が「機密扱い」で何も教えてくれなかった。

マスコミは今回の法案と無関係だ。西山事件以来40年で、処罰対象になるようなスクープは、読売の外交機密費ぐらいしかない。あれも形式的には外交機密だから、読売は起訴されてもおかしくなかったが、されなかった。暴露された「機密」の中身が公私混同だったからだ。つまりこの法律で逮捕される記者は現行法でも逮捕されるのだ。むしろ軍事・外交機密に範囲をせばめたことで、機密の対象は明確になった。

「特定有害活動」とか「テロリズム」が拡大解釈されるおそれはあるが、これも普通の人にはまず関係ない。その種の人々に対する情報収集は今でも行なわれているので、今回の法律で広がるわけではない。WikiLeaksのような行為は違法になるだろうが、それは当然だ。国家機密を何の手続きも踏まないですべて公開する行為が許されるはずがない。こういう行為が国民を生命のリスクにさらすことを考えるべきだ。

今回の法案で変わった最大のポイントは、今まで機密漏洩の罰則は国家公務員法と自衛隊法しかなかったのが、公務員の家族や友人、あるいは出入り業者など民間人にも処罰対象が広がることだ。これは当然で、国家公務員という身分より軍事機密という情報の属性で分類するのが正しい。

しかし運用には注意が必要だ。特に電子技術は軍用にも民生用にも使えるので、民間企業が巻き込まれるリスクがある。秘密指定や取扱者の基準は明確にして、第三者機関で審査すべきだ。この点が法案では「優れた識見を有する者の意見を聴いた上で」と抽象的な表現になっているが、これは政令などで具体化するしかない。

私はこの法案に問題がないといっているのではない。上のように特定秘密の基準が曖昧で民間人を巻き込むリスクはあるが、それは主として運用の問題だ。問題の本質はそんなことではなく、この法案が日本の安全保障にどういう影響を及ぼすかだ。

この法案がアメリカのかねてからの要請だったことでもわかるように、その最大の目的は米軍のもっている軍事機密の提供である。在日米軍は、長期的には撤退の方向だ(核兵器はすでに日本周辺にはない)。そのときに備えて、自衛隊も「自立」してもらおうというのがアメリカ政府のねらいだろう。


私は今回の法案に臨時国会で成立させるほどの緊急性があるとは思わないし、優先順位も原発再稼働のほうが高いと思う。しかし法案が提出された以上は、成立させるしかない。ここで必要以上にもめるのは、中国に誤ったシグナルを送る結果になる。

「防空識別圏」は小さな問題のようにみえるが、戦争というのはあれぐらいの小さなきっかけでも起こりうる。第一次大戦はオーストリアの皇太子がテロリストに暗殺された事件がきっかけで、当時は誰も世界大戦に発展するとは思っていなかったという。日本人もそろそろ平和ボケから覚めるときだ。


「秘密保護法について『憲法の定める基本的人権と平和主義を脅かす』という決まり文句も笑えるが、上野千鶴子、内田樹、金子勝、姜尚中、小森陽一、高橋哲哉など、絶滅危惧種のオールド左翼が一堂に会しているのは壮観である。」と池田氏は述べていたが、今日の国会でも、民主党・参議院議員の福山哲郎氏や白真勲(はく しんくん)氏が、議長席で採決を妨害しようと必死でしたね。朝日新聞も必至。

朝日新聞が、これほど大騒ぎをして反対しているのだから、秘密保護法は日本のために良いことなのだろうと思う。日本の左翼は、世界に類を見ない「反日」であり、愛国心を憎悪している変態のような輩。池田信夫氏の秘密保護法に関する解説をよく読むべし。

「左翼がダメにした」!? ~津川雅彦が語る痛快!日本映画発祥の地・京都より一部抜粋
2013.12.5 

「特に時代劇は、日教組が悪くて、子供に歴史を教えないもんですから。『左翼にあらずんば映画人にあらず』ということで、山田洋次(監督)の『武士の一分』なんて、見ていてくすぐったくてね。『武士というのはだらしのないダメな職業』ということを描きたいために時代劇をやる監督が撮って、ダメになってきたんですから」

「国際映画祭ですから、韓国からも…来るかな? インドは面白いですね。イランも面白いですね。フランスが面白くなりました。フランスもかつては左翼で、面白くなかったんですが…」



津川雅彦

・保守的な主張で知られ、その種の団体・会合に参加している。「みんなで靖国神社に参拝する国民の会」、「首相の靖国神社参拝を求める国民の会」の発起人も務める。映画『プライド・運命の瞬間』で東條英機役を演じる際、東條家を訪れて話を聞いたうえで役作りに生かしたという。その演技ぶりは東條の遺族に「まるで東條英機が生き返ったようです」と絶賛された。なお、この時朝日新聞の記者から『A級戦犯を演じることの是非』を問われ、「じゃあ君(質問した記者に対して)はどう思うのかね!」と質問で返した。また、『落日燃ゆ』(2009年、テレビ朝日)では吉田茂を演じている。ブログなどでも政治的な発言をしばしばしており、民主党や日本教職員組合を批判し、自由民主党を支持することが多い。大江健三郎を「中国韓国に媚び、自身の売込みに必死なエセ文化人の反日分子」と批判したこともある。2012年(平成24年)7月15日より、三宅久之から指名を受けて『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ)のレギュラーパネリストとなった。番組内では思想が異なる田嶋陽子と対立することが多い。

・2012年自由民主党総裁選挙では、「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」の発起人を務めた(実現した)。

  

 

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