駄文・散文帳
2013年08月06日 (火) | 編集 |

原爆が必要だったというのは幻想…ストーン監督
2013年8月5日 読売新聞ONLINE

 「プラトーン」「JFK」などで知られる米国の映画監督オリバー・ストーン氏(66)が4日、広島市内で読売新聞のインタビューに応じ、「原爆投下は戦争を終わらせるために必要だったというのは幻想だ。(米国人として)被爆者に謝罪したい」と語った。

 ストーン監督は昨年、第2次大戦前夜の1930年代からオバマ大統領登場までの米国の現代史について、独自の視点で描くテレビドキュメンタリーシリーズ「もうひとつのアメリカ史」を制作。その中で、原爆投下はソ連(当時)へのけん制が目的で軍事的に不要だったと主張している。今回は原爆忌に合わせ広島、長崎を初めて訪問、被爆者との対話などを予定している。

 インタビューで、ストーン監督は、原爆を投下した米国は英雄であると教わってきたと説明したうえで、「80年代までそうした幻想に疑問を差しはさむことはなかったが、歴史をもっと深く見るようになった。私は歴史に対して建設的でありたい。日本の人々も、米国の神話を受け入れず、なぜ原爆が落とされたのかを学んでほしい」と話した。



原爆投下から68年。

社会派の映画作品で知られ、最近では米国による原爆投下の正当性に疑問を投げかけるドキュメンタリーを制作した米国のオリバー・ストーン監督が4日に来日し、広島市の原爆資料館を初めて訪れました。

歴史認識は、それぞれの国によって異なることはしかたがない。しかし、韓国のように他国の教科書の記述にまで内政干渉したり、国内でも言論の自由を許さないのは野蛮な国のすること。

韓国は呉善花氏を、日本での反韓国的な活動を理由に入国を拒否しました。しかし、米国はストーン監督が「原爆投下は戦争を終わらせるために必要だったというのは幻想だ。(米国人として)被爆者に謝罪したい」と主張しても、韓国のような措置をとらない。米国に限らず、日本も英国も、先進国では同じでしょう。

国家の自立を考える 68回目原爆の日 編集委員・河村直哉より一部抜粋
2013.8.6

昭和27年にできた原爆死没者慰霊碑には「安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから」と刻まれている。常識的には、日本人が過ちを繰り返さない、と読める。原爆を落としたのは日本ではないから、これはおかしい。

 このような異議申し立てはむかしからあり、文を作った広島大学の教授は、主語は広島市民であるとともに世界市民であるわれわれだ、これは全人類に通じる感情だ、とした。しかしこの考え方は高貴なようでいて、なにかを隠している。世界市民には日本人も含まれる。つまり主語を伏せながら、原爆を落とされた当事国がやはり自らの「過ち」を認める構図になっている。

 不戦への思い、核兵器廃絶への願いを筆者は否定する者ではない。しかし日本の平和がアメリカの核抑止力をはじめとする戦力の均衡によって保たれてきたことも、戦後の現実である。護憲派はこの点で思考停止して空想の平和を唱えた。核兵器についての議論すらタブー視する風潮もあった。護憲派に限るまい。日本は戦後、自国の防衛について茫然(ぼうぜん)自失してきたようにも思えてくる。

 この傾向は中国や北朝鮮の脅威が増すなか、やっと変わってきている。産経新聞が一昨年に行った世論調査では、政府や国会の核議論に賛成する人が86・7%に達した。日本が今後も日米同盟を基軸にして自国の防衛に当たるべきなのは、いうまでもない。

 ただし、である。通すべき筋は通しておく。原爆を投下したのはそのアメリカであり、これは戦争犯罪である。自国に原爆を落とした相手国の核抑止力に守られて、日本は戦後という年月を安穏と過ごしてきたのだ。

 ことさらに過去を言い募って冒頭のような中国、韓国並みに堕する必要も、反米的になる必要もあるまい。しかし民族の歴史を直視し、自分の国を自分たちで守る構えを持つのは、当然ではないか。これは防衛問題というに限らず、日本という国家、さらに日本人の、精神の自立の問題となる。

 昭和27年秋、広島の原爆死没者慰霊碑の前に立つ人の姿があった。東京裁判で被告全員を無罪と判断したパール判事。イギリスの支配に苦しんできたインドのこの知性は、日本の戦争を公平に見ようとした。

 碑文の意味を知ったパールは、怒った。パール著、田中正明編著「パール博士『平和の宣言』」による。

 「国民がその良心にゆがめられた罪悪感をになって卑屈になっているあいだは、進歩も発展もない。原爆を投下した者と、投下された者との区別さえもできないような、この碑文が示すような不明瞭な表現のなかには、民族の再起もなければまた犠牲者の霊もなぐさめられない」

  

 

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