駄文・散文帳
2013年01月28日 (月) | 編集 |

トラ&タマ



女性教諭を海に投げ入れる 野球部員に指示の顧問停職
2013.1.24 MSN産経ニュース

修学旅行先で、同僚の40代の女性教諭を海に投げ入れるよう生徒に指示したとして、埼玉県教育委員会は24日、県立所沢商業高校の男性教諭(36)を停職1カ月の懲戒処分にした。

 県教委によると、男性教諭は昨年10月12日午前10時半ごろ、沖縄県の砂浜で2年の男子生徒5人に「(女性教諭を)捕まえろ」「海に落とせ」としつこく指示した。このうち4人が女性教諭の手足を持って、浅瀬に投げ入れた。男性教諭は指示したことを認めていない。

 女性教諭にけがはなかったが恐怖を感じ、旅行後、上司に報告した。

 生徒5人は硬式野球部に所属し、この男性教諭が顧問を務めていた。生徒らは「お世話になっている先生で断れなかった」と話しているという。



<体罰>豊川工陸上部で12人確認 転校や退学も
毎日新聞 1月26日

高校駅伝の強豪校として知られる愛知県立豊川工業高校(同県豊川市)陸上部の監督を務める男性教諭(50)が体罰をしたとして、県教委が監督による部活動の指導自粛を求めた問題で、同校は26日、監督の体罰をきっかけに昨年4月以降、部員2人が転校や退学をしていたことを明らかにした。この期間には他にも部員10人への体罰が確認されたという。

 記者会見した竹本禎久校長らによると、監督は昨年7月下旬、長野県での高地合宿の際、男子部員の頬を両手で2回たたいた。その際、手が耳に触れ、部員は鼓膜に全治約2週間のけがをした。監督は「意識がもうろうとしていたのをはっきりさせようとした」と説明したという。その後、部員は部活動から遠ざかり、9月に転校した。また同年10月には、他の部員の前で数回の平手打ちを受けた女子部員が12月末に退学したという。

 今月11日に県教委から指示を受け、同校が全校生徒に体罰の有無を尋ねるアンケートをした結果、陸上部員10人に対し平手打ちや足蹴りなどの体罰があったことがわかった。複数回の体罰を受けたと申し出る部員も複数いた。監督は学校に対し「指導の一環で体罰ではない」と説明したが、同校は体罰と判断。退学・転校のケースを含め、部員計12人への体罰があったと25日に県教委に報告した。

 竹本校長は「あってはならないこと。反省したい」と述べた。体罰後の退学・転校を県教委にすぐに報告しなかったことについては「保護者や生徒の意向を優先させた」と釈明した。

 同校は26日の陸上部員の保護者会で経緯を説明。保護者からは「駅伝の全国大会出場には監督の力が必要」などと監督続投を求める声がほとんどだったという。監督の指導は自粛するが、陸上部の活動は継続する。

 一方、会見では、同校の男子バレー部顧問の男性教諭が部員に平手打ちをしたほか、別の男性教諭が教室で生徒に平手打ちをしていたことも明らかにした。



大阪市立桜宮高校2年の男子生徒(当時17歳)がバスケットボール部顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題が、連日話題になっていますが、このケースは氷山の一角。

野球部の顧問が同僚の女性教諭を海に投げ入れるよう部員に指示し実行させたというのは、集団暴行事件とも言える。ここまで教員の資質が低下しているとは驚きです。

桜宮高校バスケットボール部顧問は市教委の調査に、「強いチームにするためには体罰は必要。体罰が常習化していた」と話しているそうな。全国大会への出場を何度も果たした手腕からチームで絶対的な存在となり、一部の保護者らは体罰を黙認していたという。

「体罰」という表現は不適当です。教員の生徒に対する暴行は「犯罪」以外の何ものでもない。百歩譲って体に「罰を与える」体罰だとしても、自殺した生徒は罰せられることをしていないので、顧問から理不尽な不当な行為を受けていたことになります。しかも生徒が生前、顧問宛てに書いた手紙には「なぜ僕だけがしばき回されなくてはならないのですか」「一生懸命やったのに納得いかない。理不尽だ」「毎日のように言われ続け、本当に訳が分からない」などと、苦しむ生徒の心情が率直につづられていたわけで、練習をさぼったから罰せられたとかいうようなものではなく、顧問は「罰」を与える必要がなかったのです。ここまで教育現場が劣化してしまった原因は、教員の資質に問題があると同時に、部活が勝利至上主義に偏った(あるいは勝利至上主義を許容していた)風土とも言えます。今回も在校生や保護者らから、暴行事件を起こした教員をかばうような言動が見られました。生徒が自殺したことを真摯に受け止めなければならない。教育現場と教育委員会・日教組の大改革が必要です。


ちなみに、日本の部活については、サッカー日本代表のザッケローニ監督が「日本では学校の部活動がサッカーの普及や競技人口の増加に果たした役割は大きい。イタリア ではクラブチーム主体なので一定の年齢以上ではエリートの子しかサッカーが出来ない。」と評したことがある日本の部活。欧米諸国やオーストラリア・ニュージーランドなどでは、学校での部活動が盛んではなく、地域のクラブチームに所属することが多い。そういったクラブチーム主体の海外からは「エリートでもない平凡なスポーツ少年が大会に出てマスコミに 大きくとりあげられる事は珍しいし快挙だ。」と評されたりしています。ま、外国では部活動自体が珍しいようですが、日本の学校の部活動を動画で観た外国人の反応も面白い。

→ 「日本に生まれたかった!」 日本の学校の部活動風景に外国人感激

このように諸外国から一定の評価を受ける日本の部活ですが、顧問の教員による生徒への暴行という犯罪の温床になっていること、生徒を死に追いやる結果になったことで、根底から見直しが必要になりました。
 

 

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