駄文・散文帳
2013年01月05日 (土) | 編集 |

トラ



靖国放火容疑者の引き渡し拒否、韓国に遺憾の意
読売新聞 1月3日

日本政府は3日、ソウル高裁が靖国神社に放火した疑いのある中国人容疑者を日本に引き渡さないと決定したことに対し、ソウルの日本大使館を通じて韓国政府に遺憾の意を伝えた。

 ただ、今回の決定は韓国次期大統領の朴槿恵(パククネ)氏の就任前であることから、政府内では今後の日韓関係への影響は限定的との見方が支配的だ。安倍首相は2月の朴氏の大統領就任にあわせて日韓関係の修復に意欲を示しており、政府高官は3日、「深刻な事態とは受け止めていない」と語った。

 日韓関係は、昨年8月の李明博(イミョンバク)大統領による竹島上陸で冷え込んだが、同年秋頃から閣僚レベルの交流が復活するなど、改善の兆しが見えていた。



活動家、空港で腹切る=額賀氏来訪に抗議―韓国
時事通信 1月4日

【ソウル時事】ソウルの金浦空港で4日午前、安倍晋三首相の特使である自民党の額賀福志郎元財務相の韓国来訪に反対する右翼活動家の男が自分の腹を刃物で切る騒動が起きた。男は出血したが、すぐに周りの人に押さえられ命に別条はないもよう。この後、男は警察車両に乗せられた。
 男は昨年7月、従軍慰安婦問題に関する抗議のため、ソウルの日本大使館にトラックで突っ込み、有罪判決を受けて執行猶予中。
 右翼活動家ら5~6人は、額賀氏の到着直前に空港ロビーで、「安倍首相の特使を追い出せ」「極右政治家は韓国に謝罪せよ」などと大声を張り上げた。さらに、日の丸と猿の絵が描かれた布に唐辛子と塩をかけ、踏みつけるパフォーマンスを行った。
 辺りは騒然とした雰囲気に包まれ、活動家は到着した額賀氏にも怒号を浴びせたが、額賀氏らは無言で空港を後にした。 



韓国ソウル高裁が、靖国神社に放火した後、在韓日本大使館に火炎瓶を投げ付けて韓国で服役した中国人について、日韓犯罪人引渡条約に基づく日本への引き渡しを拒否するとの決定を出しましたが、これは中国があらゆる外交チャンネルを通じて韓国に圧力をかけてきた結果であり、つまり韓国が中国に屈したのです。

日本も中国には屈してきました。2001年に北朝鮮の金正日の長男が出入国管理法違反により成田空港内で入国管理局に身柄拘束されたときや、2010年の尖閣諸島中国漁船衝突事件のときの対応は、明らかに中国を恐れて酷い対応をしてきました。

日本も韓国も、中国には手を焼きますね。

ただ、日韓間には「犯罪人引き渡し条約」があります。条約は国際社会のルール。「中国の圧力に屈して条約を守れない韓国」という結果は重大です。もっとも韓国は最高裁判所が日韓基本条約を守らなかった国ではあります。
→ 韓国政府の慰安婦問題静観は違憲、憲法裁判所


靖国放火犯の引き渡し問題、韓国外交の試金石により抜粋(リンク切れ)
2012/12/23 朝鮮日報

 靖国神社の門に放火し、その後ソウルの日本大使館に火炎瓶を投げ付け韓国で服役中の中国人・劉強受刑者(38)について、韓国は身柄引き渡し問題の解決を迫られている。昨年12月6日に靖国神社の門に火をつけた後、韓国に逃避した劉強受刑者は今年1月8日、再びソウルの日本大使館に火炎瓶を投げ付け、現場で逮捕された。懲役10カ月を言い渡されて服役を終えたが、このたび日本への引き渡し審理を受けるため再び収監され、現在は裁判所の決定を待っている。日本政府は刑の執行が終わった劉強受刑者を「犯罪者引き渡し条約」に基づき引き渡すよう要求しているが、中国は同受刑者を「政治犯」として認めて国外追放の形で送還するよう強く迫っている。韓国法務部(省に相当)は悩んだ揚げ句、裁判所に判断を委ね、裁判所は来年1月5日までに劉強受刑者を日本に引き渡すかどうか決定しなければならない。

 日本で右派傾向の強い安倍晋三政権が誕生することになり、北東アジア3カ国の緊張が高まる中、劉強受刑者の身柄引き渡し問題は韓国政府にとって「火中の栗」でしかない。日本政府は「劉強受刑者を中国に引き渡すことになれば、ただでさえ冷え込んでいる韓日関係は決別に向かって進むことになるだろう」と強硬な姿勢を見せている。先月から3回にわたり行われた劉強受刑者の審理では日本の報道陣数十人が傍聴席を埋め尽くすなど、日本側の関心の高さを現している。

 中国はあらゆる外交チャンネルを通じて韓国に圧力をかけている。今年7月に訪韓した孟建柱公安部長は、法務部の権在珍(クォン・ジェジン)長官と会談した際、「日本の要求通りにすれば深刻な外交問題になるだろう」と述べた。劉強受刑者の弁護人によると、在韓中国大使館の関係者は劉強受刑者が中国に送還されると確信している様子だという。

 中国政府が放火犯に過ぎない劉強受刑者に対しこれほど執着し、中国送還を固く信じているのはなぜだろうか。劉強受刑者は法廷で、韓国国籍の母方の祖母が1940年代に旧日本軍慰安婦で被害を受けたという家族歴を明かし、犯行の動機について「日本政府の歴史認識を正すため火をつけた」と説明した。つまり「反日政治犯」だから中国で裁判を受けさせるべきだと主張しているのだ。今年11月も劉強受刑者の引き渡し審理が請求されると、興奮した中国のインターネットサイト上には「韓国は中国を裏切った」など韓国を非難する書き込みが6000件以上も掲載された。劉強受刑者は中国のネットユーザーの間で「抗日烈士(日本に抵抗し自らの身をささげる人物)」と言われている。

 これまで韓国の刑事司法執行の過程に介入し、「輝かしい戦果」を挙げてきたのも、中国が劉強受刑者送還に自信を持っている理由の一つだ。韓国政府は昨年、中国共産党関連資金数百億ウォン(100億ウォン=約7億8000万円)を横領して韓国に逃走してきた中国共産党幹部について、中国側の圧力に勝てず正規の手続きを踏まないまま中国に引き渡してしまった。昨年1月に訪中した金畯圭(キム・ジュンギュ)検察総長=当時=に中国共産党の幹部が直接面会を求め、「捕まえて送還してほしい」と特別要請したことから検察職員が直接その幹部を逮捕した。幹部は韓国で犯した犯罪が明らかになり起訴されたが、裁判を受けずに過酷な刑罰が待つ中国に送られた。幹部が中国でどのような処分を受けたかは分かっていない。違法操業で摘発された中国人船員が韓国海洋警察に暴力を振るい殺人を犯しても、処罰どころかまともに抗議すらできない弱腰外交が繰り返されているのを考えると、中国が韓国の司法制度を軽視するのも当然かもしれない。

 劉強受刑者の件については韓国の専門家の間でも「政治犯と認めて中国に送還すべきだ」という見解と、「単なる放火犯だから条約に基づき日本に引き渡すべきだ」という見解が対立している。現在は韓国政府が国内の反日世論を意識してどうにもできず、裁判所に責任を押し付けた状態だが、劉強受刑者の引き渡し審理決定日は刻一刻と迫っている。現政権が責任を取らず、解決に乗り出さないとなれば、新大統領がその課題を負わざるを得ない。



使臣の記憶より抜粋(リンク切れ)
2010/12/7 朝鮮日報

 北朝鮮による延坪島砲撃事件の渦中で、中国の戴秉国・国務委員の足取りを見ながら、改めて歴史書を開いてみた。韓国に対する中国の役人の無礼な行動を、ほかでも見かけた覚えがあったからだ。

 中国政府は戴国務委員の訪韓を出発の数時間前に急きょ韓国側に通知し、「今夜、李明博(イ・ミョンバク)大統領に会わせてほしい」と求めた。戴国務委員は韓国で外交通商部長官と会談した際にも、訪韓目的を明らかにせず、「大統領に会って話す」と語った。そして、翌日に行われた李大統領との会談が終盤に差し掛かったころ突然、6カ国協議の再開を提案した。李大統領はこれに対し、「今は時期ではない」と明確に答えたが、中国側は戴国務委員が帰国するや「重大発表」として、関係国に6カ国協議を提案した。外交慣例は無視され、韓国政府の意見に耳を傾けようとする姿勢も見られなかった。

 戴国務委員の高慢な行動は、わずか約100年前まで、韓国の民族史が中国との関係で強いられてきた悪夢を思い起こさせる。1895年の清日戦争(日清戦争)で韓国が独立国になるまで、韓国を訪れた中国の使臣たちは、主人であり、恐れの対象だった。

 1641年にソウルを訪れた清の使臣は、宿泊先の太平館に朝鮮の領議政(議政府の最高官職)以下の大臣を集合させ、反清分子を連れて来ると死刑に処した。朝鮮王朝第3代国王の太宗の時代には、明の使臣が、宿泊先が狭く粗末だと文句を付け、行く先々に「迎接庁」を建てろと無理難題を突きつけた。元の使臣と駐在官は高麗の国政を牛耳った。元の駐在官や兵士をもてなすため、庶民が木の皮で食いつなぐありさまにまで至ると、高麗は「もう何もない。虫のような庶民を哀れみ、恩徳を賜りたい」と元の皇帝に求めた。

 朝鮮王朝末期の1884年、27歳の若さで韓国にやって来た袁世凱は、10年間にわたり朝鮮の政治、経済、外交に干渉した。当時の外交使節で、袁世凱だけは座ったまま国王に謁見した。国王は袁世凱の許可なく、外交官を任命することも、借款を確保することもできなかった。


 もちろん、戴国務委員が当時の中国の使臣と同じだというわけではない。現在の韓国はそれほど弱い国でもない。しかし、戴国務委員が今回の訪韓で見せた態度は、韓国がいくら成長しても、中国は韓国に対する優越意識、韓国を属国と見なす癖をDNAのように持ち合わせていることを改めて浮き彫りにした。いわゆる「東北工程(高句麗・渤海の歴史を中国の歴史に編入しようとする企図)」は氷山の一角にすぎない。中国の将来のエリートを育てる大学の歴史書には、「韓国の歴代王朝は中国の属邦だった」と記されている。中国に食糧と燃料の半分以上を依存し、3代世襲を認めてもらう見返りに、犬のように尻尾を振る北朝鮮の態度は、中国のこうした態度をあおったはずだ。

 歴史的に見て、国内の統治がなされれば、周辺を服属させようとするのが中国史の法則だ。中原に新興勢力が生まれ、彼らが野心を見せれば見せるほど、韓半島(朝鮮半島)に犠牲の黒い陰が差す。改革開放後、世界のスーパーパワーに浮上した現代の中国はまさにこうした状況にある。

 ならば、われわれはどうすべきか。国益も実用主義もよいが、国家のプライドを維持するにはそれ以上のものが必要だ。国民の力と知恵を結集し、怒りを示す必要があるときは断固として示すべきだ。孟子は「夫人必自侮然後人侮之(それ人必ず自ら侮りて然る後に人これを侮る)」と説いた。「自分を軽んじれば、他人に侮られる」との教えだが、これは国家も同じことだ。

 

 

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