05
1
3
5
8
11
13
14
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

「本物の政治家が誕生した」


評論家・屋山太郎 橋下氏の突破力は小沢氏の対極2012.2.23

橋下旋風が勢いを増している。関西の地方現象とみたり単なるポピュリズム(大衆迎合主義)と評したりする向きもあるが、本物の政治家が誕生したと私はみる。

 ◆着手点、着眼点とも正攻法

 橋下徹氏は、2008年に大阪府知事として出発したときから着手、着眼点が正攻法だった。知事は選挙で選ばれた政治家で、職員は政治家の方針を実行するのが役割だ、と“身分の違い”をまず押さえたのは出色だった。近年の知事は「県民党」などと自称するから、選挙で勝った者は誰か、職員は何をすべきかも曖昧になるのが常だ。与野党で候補を一本化したりする悪習が生んだ弊害だ。

 橋下氏は就任早々、「政治家の務めは財政規律を守ることだ」と述べ、膨大な府の赤字の削減に取りかかった。職員の給与を16〜4%、退職金を10〜5%カットした。次に、ダブル選挙で大勝し大阪市長になった際も、府と同率の給与カットを市職員に申し渡している。前回は7時間の、今回は3時間半の団交を行った。どちらも、組合が納得したわけではないが、手順を尽くしたうえで実行に移す度胸を備えている。府知事時代は28のハコモノを整理し、市にも同様のことを行うという。

橋下氏が府に残した職員基本条例案教育基本条例案は、2月の府議会で可決する段取りだ。ともに職員、教員に5段階の相対評価の勤務評定を行う。従来の常識では驚天動地ものだ。最低評価を2年続ければ分限免職するという強烈な項目も入っていたが、過激だという意見があって調整中だ。

 橋下氏は、両条例案の土台をそのまま立法化することを次の衆院選の公約にするという。これは、安倍晋三政権が断行した教育基本法改正に匹敵するほどの価値がある。これまでだと、基本法の趣旨を無視しても、教育現場にとどまることはできたが、条例が制定されれば、全国の教育現場は規律正しい姿に変わるだろう。

 ◆自治労、日教組押さえ込め

 橋下氏は離婚率、学力テスト、犯罪発生率の「どれを取っても大阪がワースト5に入る。教育が悪いからだ」と断じた。教育基本条例の一方で、小中校の給食率を引き上げるために支出し、年収650万円以下の家庭の子供が私立高校に行く場合は、バウチャーで全額補助する方針を打ち出した。高所得の家庭の子供だけが私立に行けば階層の固定化を招くという考え方からだ。この結果、公立高校は3割もの定員割れとなった。

自治労と日教組が“選挙マシン”と化しているのは、全国的風景である。しかも、日教組出身の輿石東・民主党幹事長は「それのどこが悪い」とうそぶいている。

 市長当選後、橋下氏は市職員が公然と現職市長の選挙マシンになっていたと非難し、激怒した。自民党政権時代、中山成彬文科相は「日教組を潰せ」と叫んで、辞職を余儀なくされた。組合は憲法で保障されているから、確かに、潰すわけにはいかないのである。

 だが、条例によって教員の相対評価を行い、人事評価の権限を組合から取り上げれば、教育現場に政治を持ち込むようなことはなくなるはずだ。大阪でまず立派な教育環境を整え、それが良いとなれば立法措置が取られるだろう。

 橋下氏は、自ら率いる「大阪維新の会」の政権公約ともなる「船中八策」に、「自治体によっては教育委員会の廃止も認める」との項目を入れている。教育委員会の仕組みは無責任極まりないから、首長部局が直接、教育に携わる体制に変えるのがベストだろう。

 大阪都構想は、地方自治法の改正が前提となる。改正に突入すれば国の出先機関の廃止や道州制への移行のきっかけになる。30万人の国家公務員のうち実に22万人が出先機関、県、市町村にばらまかれている。中央集権体制の化けの皮をはがすことにもつながる。

◆的確な言葉繰り出す説得力

 橋下氏は政治に真っ正面から切り込み、「バカ文科省」「クソ教育委員会」と若干、下品ではあるが的確な言葉で敵を討つ。例えば国の公共事業における地方分担金の問題に、「明細のない『ボッタクリバー』の勘定は払わない」との一言でケリを付けた。言葉を的確に繰り出して討論し、説得する突破力を独自に持っている政治家を、日本で見るのは初めてだ。

 無言を貫いてカリスマ性を高める日本型政治家の一人、小沢一郎元民主党代表と比べてみよう。小沢氏が政策について明快に述べたことがあっただろうか。小沢氏は中国を慮(おもんぱか)って、かつて国連第一主義を標榜(ひょうぼう)し、国際政治に関する無知をさらけ出した。一方の橋下氏の「船中八策」では、「日米同盟の強化」が打ち出されていて、日本外交の軸を外してはいない。

 小沢氏の陰気さと、橋下氏のはじけるような明るさ。裏から集団を動かす小沢氏的なやり方は、日本の伝統的な政治手法だが、大衆民主主義の時代にあって、政治をことさら分かりにくくしている。橋下氏には、団交でさえ公開して行う度胸と弁舌と明快さがある。大衆民主主義の時代にふさわしい政治家が登場したのだと思う。(ややま たろう)



朝日新聞社が世論調査を実施した結果、橋下徹大阪市長の府民の支持率は70%だったそうな。

自民党が左翼政党と一緒になって国歌斉唱時の起立を拒否すべきと言っているとは、あきれた話。自民党は保守政党なんて言えませんね。ますます橋下氏を応援したくなるというものです。彼は歴史に名を残す政治家になるでしょう。彼ほどの人は、自民にも民主にもいません。


橋下市長提案の国歌起立条例、否決される公算
2012年2月22日 読売新聞

大阪市の橋下徹市長が2月市議会に提案する国歌起立条例案が、原案のままでは否決される公算が大きくなった。

21日、各会派が対応を協議した結果、市立小中高校などの行事で国歌斉唱時に教職員への起立を義務づける内容に、自民、民主系、共産が反対し、公明も否定論が強かったためだ。市議会側で修正案を探る動きが出始めている。

 条例案では、起立しない教員を念頭に「学校での服務規律の厳格化」を目的に掲げており、市議会では「起立斉唱の趣旨にそぐわない」などの反発が多い。

 大阪府では昨年6月、単独過半数を占める大阪維新の会の賛成で同様の条例が成立したが、公明、自民、民主、共産は反対に回った。市議会では維新は過半数に届かず、他会派の賛同なしには可決できない。




大阪維新の会を応援するより
2012年02月22日 池田信夫blog

大阪維新の会が次の衆院選の公約にする「維新版・船中八策」の骨子の全文が産経に出ている。表題は「日本再生のためのグレートリセット」。5ページにもわたって読みにくいので、1ページにまとめて注目すべき項目を整理してみた。

目的
・決定でき、責任を負う民主主義
・決定でき、責任を負う統治機構
・自立する個人
・自立する地域
・自立する国家
・現役世代の活性化

1.統治機構の作り直し
・内政は地方に任せる=地方・都市の自律的経営に任せる
・地方交付税の廃止
・自治体破綻制度
・国の仕事は国の財布で、地方の仕事は地方の財布で=権限と責任の一致
・地方間財政調整制度=地方共有税制度の創設
・都市間競争に対応できる多様な大都市制度=大阪都構想
・道州制

2.財政・行政改革(略)

3.公務員制度改革(略)

4.教育改革

・教育委員会制度の廃止論を含む抜本的改革
・首長に権限と責任を持たせ、第三者機関で監視
・教育行政制度について自治体の選択制
・学校を、校長を長とする普通の組織にする
・大学も含めた教育バウチャー(クーポン)制度の導入
・生徒・保護者による学校選択の保障

5.社会保障制度
・受益と負担の明確化(世代間格差の是正)
・現行の年金制度は一旦清算=リセット
・年金の積立方式への移行(最低ライン)
・掛け捨て方式(ストックでの所得再分配)
・持続可能な医療保険制度の確立=混合診療解禁による市場原理メカニズムの導入
・持続可能な生活保護制度の確立=就労義務の徹底
ベーシックインカム(最低生活保障)制度の検討

6.経済政策・雇用政策・税制
・マーケットの拡大=自由貿易圏の拡大→TPP/FTA
・産業の淘汰を邪魔しない=産業の過度な保護は禁物
・人は保護する=徹底した就労支援
労働市場の流動化、自由化→衰退産業から成長産業へ、外国人人材の活用
・資産課税=固定資産税は現金化、死亡時に精算(フローを制約しない)
・超簡素な税制=フラットタックス
・減免、特措法などは原則廃止
・脱原発依存、新しいエネルギー供給革命

7.外交・防衛(略)

8.憲法改正

・憲法改正要件(96条)を3分の2から2分の1に緩和する
・首相公選制
参議院の廃止をも視野に入れた抜本的改革


「ネオリベ」だとか「市場原理主義」だとか攻撃する人も多いだろうが、経済学的には常識的なものが多い。これは堺屋太一氏や古賀茂明氏などの特別顧問の影響だろう。憲法改正に第9条が入っていないことでもわかるように、橋下氏は意外に現実主義である。

欧州の状況をみても明らかなように、好むと好まざるとにかかわらず、財政が破綻したら政府の規模を縮小することは避けられない。特に急速に労働人口が減少する日本では、改革が遅れれば遅れるほど「痛み」は大きくなる。

この「八策」が今すぐ国政を動かす力になるとは思えないが、今後10年で多くの政党がこういう考え方を取り入れざるをえなくなるだろう。「維新」とか「龍馬」といったレトリックはいただけないが、少なくとも民主・自民よりましな政党として応援したい。

 

 

ブログランキングに参加してます♪
↓猫パンチしてね    クリックお願いします<(_ _*)>
 

tag : 堺屋太一 古賀茂明

Secret

カウンター♪

                  

since 2006.2.4



最近の記事

全部読む?

全ての記事を表示する

カテゴリ

カレンダー(月別)

04 ≪│2012/05│≫ 06
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最近のコメント

コメントありがとうございます
<(_ _*)>

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
政治・経済
112位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
政治活動
48位
アクセスランキングを見る>>

ブログ内検索

プロフィール

ブログランキングに
参加しています

猫パンチしてね
矢印
  

ありがとうございます!
 


 

tomisiaをフォローしましょう



MISIA(ミーシャ)

Author:MISIA(ミーシャ)


猫5匹と、
夫・息子・双子の娘たちと
暮らす主婦です。




   我が家の猫の紹介


  ★ミミ……さば白♀6歳
  (ボス猫)
  ★ハナ……黒白♀6歳
   (臆病)
  ★トラ……さばとら♀5歳
   (しっかり者)
  ★チョコ…三毛♀5歳
   (甘ったれ)
  ★タマ……三毛♀5歳
   (利発)

  トラ・チョコ・タマは3姉妹♪





タグランキング

★超便利
★ブックマーク登録

Yahoo!に追加
Googleに追加
livedoorClipに追加
♥. ♠. ♣Alice

Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

リンク♪

RSSフィード