駄文・散文帳
2012年01月22日 (日) | 編集 |
年間3兆円の支出を受けムダの温床とも指摘される独立法人。民主党は現在102ある独立行政法人(独法)を統廃合し65以下に約4割削減する基本方針を決めましたが、統合による見せかけの削減らしい。法人数を減らしただけで、支出削減額の目安を示さないからです。これでは、まとめる過程で逆に「焼け太り」するおそれすらある。情けない。
独立行政法人改革 「身を削った」とは言えぬ

元経産省官僚の古賀茂明氏のTweetを見ると、以下のように岡田克也副総理を批判。

「民主党の独法改革。統合して見せかけの数を減らすだけ。だからいくら予算が減るかも言えない。一方で、財務省の酒類総合研究所は国の仕事に戻す。この財政状況の中お酒の研究に税金。元々は独法にしてその先は民営化ということだったはず。財務省の悪乗りを止められない岡田さん。最初から限界露呈。

消費税増税で財源が確保出来たら、さぞかし天下り拡大に動くと思われます。東広島市にある財務省所管の独立行政法人・酒類総合研究所は、国内唯一の酒に関する研究機関で、明治時代に設立された国立醸造試験所。東京都北区滝野川の建物は酒造技術の講習会などで使用されています。お酒の研究に税金を使っている状況ではありません。

「福祉・医療・年金・生活保護」といった社会保障が膨張し続ける現実。昨年で100兆円に達しているという社会保障費の増大は深刻なのです。年間6%ぐらい伸びてるので、今年はまた6兆円ぐらい増えるのか。そうなると、議員定数削減・公務員改革・消費税増税しても間に合わない。歳費を減らすしかないのです。

社会保障費の抑制を行った小泉改革に対して、「年寄りは死ねというのか」と言って、高齢者の既得権護持と福祉バラマキを推し進める民主党政権が誕生。小泉構造改革が格差を拡大したというのはウソです。池田信夫氏が言うように「日本の非正規雇用の比率は1994年から一貫して増加しており、2001年に小泉氏が首相になってから特に加速した気配もない。格差を生み出したのは長期不況と、若者を犠牲にして中高年の雇用を守る日本的雇用慣行」でしょう。日本は労働組合によって正社員が守られすぎているのです。

ともあれ、社会保障にメスを入れると選挙に響くので、政府は思い切った政策を打ち出さない。高齢者のほとんどが弱者ではない。結果、将来世代の負担が増え続け、世代間格差が広がりました。現在の高齢者は、将来の高齢者のことも考えなくてはならない。

年金は高齢者の問題ではなく、若者の問題。

すでに65歳以上人口は約3000万人となり、総人口に占める高齢者の割合は23%を超えています。今年からは1947~1949年生まれの団塊世代(約663万人、総人口の約5.2%)の多くの方が労働市場から退場します。労働力人口は現在約6600万人ですが、何も対策をとらなければ、大幅に減少します。政府は若者の雇用問題もさることながら、公的年金の支給開始年齢の引き上げと共に、意欲のある団塊世代の活用も早急に練ってほしいものです。

しかし、民主党政権は「強い社会保障」を主張する大きな政府派(社会主義)なので、歳費の合理化は無理。民主党政権が倒れるまで財政再建はできないでしょう。そもそも社会保障は所得の低い人を救済する制度なのに、農家の戸別所得補償(農業政策としても意味のないバラマキ)などはおかしい。農家の平均所得はサラリーマンより高い。無駄というか社会保障はほかにもあります。民主党の前原政調会長も昨年12月に、「社会保障にも無駄が多い。生活保護費の半分が医療(費)だ。過剰診療、過剰な薬の投与を想起させる面もある」と述べ、生活保護費にも切り込むべきだとの考えを示しました。「働く人が減り、65歳以上の比率が増え、莫大な借金を抱える中で、今の医療、介護、年金(制度)を維持するなら、ある程度の財源が必要だ」とも語ったのでした。8月時点の生活保護受給者が過去最高の205万人を更新したことにも触れ、「年金受給者に比べて生活保護の方が受給が高い。今までのあかを取りながら既得権益を退治する」と、制度の見直しが必要だと強調。各自治体が発表する不正受給の件数も増加

生活保護の悪用はあとを絶たない。時々、不正受給による逮捕者が出ますが氷山の一角。真面目に年金を納めてきた人より、年金を納めずに生活保護を受ける人の方が、月々に受け取る金額が多いなんてことを、法律で許して良いのか。真面目に働くとバカを見ると考える人が出てくる。生活保護法の法改正が必要です。また、生活保護費が貧困ビジネスなどに渡ってしまうことを防ぐ対策も急務。


必要なのは「財政再建内閣」より一部抜粋
2012年01月21日 山口巌

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60代以上の資産は日本の国債残高に匹敵する1,000兆円近くに達する。結果、現役世代の狙い撃ちとなる様な消費税の増税等よりここに資産課税を課したり、生前贈与に何らかのインセンティブを付与し、資金を高齢者層から若年層に還流し、消費を喚起し景気を良くして結果税収に繋がる様な税制改革を行うべきである。



高齢者は生活費があれば暮らしていけるが、現役・若年層の消費は大きい。子供のいる世帯はなおさら。消費税が重くのしかかる。これでは少子化に歯止めをかけられません。


課題山積の日本ですが、日本の底力を信じたい。池田信夫氏は「小泉氏の最大の功績は、彼が党内のコンセンサスを無視して思い込みを実行に移す変人だったことにある。こういうキャラクターを持った政治家は少なく、日本の政界で出世することはむずかしい。しいていえば小沢一郎氏ぐらいだが、最近の彼にはよくも悪くも原理主義的な面がなくなり、民主党は小泉改革を否定して郵政民営化も見直すそうだから、まったく期待はもてない。小泉の前に小泉なく、小泉の後に小泉はないのだろうか。」と述べています。しかし、大阪の橋下徹市長のような型破れの政治家も現れ、大阪から国政が変わるかもしれません。
小泉純一郎氏の遺産

日本人はリーダーが無能でも頑張っていますし…

ノーベル賞・フィールズ賞アカデミー賞グラミー賞



日本の失われた数十年は作り話か? 経済危機直面の欧米で議論より一部抜粋
2012年1月18日

寄稿したのは、エイモン・フィングルトン氏。英紙『フィナンシャル・タイムズ』や米誌『フォーブス』の元編集者で、日本に詳しいアイルランド出身の経済記者です。

いわく、経済停滞が進行中のアメリカでアメリカ人は「進むべき道を間違うと日本みたいになってしまうと繰り返し警告されている」、「たとえばCNNのアナリストは日本が『失意の国で後退している国だ』と話していた」と。しかしそれは違う、日本を経済停滞の反面教師として取り上げるのは「作り話 (myth) だ」というのが、フィングルトン氏の主張です。

「色々な指標で計れば、1990年1月の株価暴落で始まったいわゆる失われた数十年といわれる期間に日本経済はとても好調だった。重要な指標を見るなら、日本はアメリカよりずっと好成績を残している。株価急落にもかかわらず日本は国民の生活レベルを向上させてきた。いずれ時間がたてば、この時代は大成功した時代だったと評される可能性は大きい」と。

そしてフィングルトン氏は欧米メディアの経済記事が日本を笑い者にするのは間違っているとして、いくつかの指標を挙げます。たとえば1989年から2009年にかけて日本の平均寿命が4.2年伸びたこと。これは医療が優れているからだと。そして日本はインターネットのインフラを見事に向上させたと。90年代には整備が遅れていると馬鹿にされていたが、最近では世界最速のインターネット網を備えた世界トップ50都市の内38都市が日本だという調査結果もあると。加えて1989年に比べて日本円は対ドルで87%、対ポンドで94%も価値を挙げているし、失業率4.2%はアメリカの約半分だし、1989年以降のアメリカが経常赤字を4倍以上に増やしているのに対して同時期の日本の経常黒字は3倍に増えていると。

フィングルトン氏はさらに、複数の日本ウオッチャーによる指摘を例示し、「アメリカ人が日本に降り立った瞬間、『失われた数十年』など作り事だったと気づく」、「日本の空港はここ数年で拡張され、最新鋭のものに改良されているからだ」と。加えて「日本人はアメリカ人より身なりがきちんとしているし、ポルシェやアウディやベンツなど高級車の最新型に乗っている。日本ほどペットが甘やかされている国は見たことがないし、国のインフラは常に改良され進化し続けている」と。

「日本は衰退などしていない」というのはフィングルトン氏のかねてからの持論で、たとえば2005年4月にも「日は昇り続けている」と題して、「史上最大の経常黒字を発表したアジアの国は日本だ。アメリカ経済にとって最も大事なアジアの国は、依然として中国ではなく日本だ。個人所得のレベルで比べても、アメリカが指標とするべきは中国ではなく日本だ」と書いていました。それから7年たって、中国の存在感はますます高まっているわけですが、それでもフィングルトン氏は「日本は衰退などしていない」と主張を重ねているわけです。

同じ『ニューヨーク・タイムズ』ではノーベル経済学賞受賞者でプリンストン大学教授で名物コラムニストのポール・クルーグマン氏がフィングルトン氏の主張に対し、「日本が衰退しているというありがちな指摘は大げさすぎる、というのはその通りだ」とした上で、「日本の経済成長が停滞している最大の原因は人口減だ」と。そして労働者ひとりあたりのGDPで日米を比較すると、1990-2000年にかけては本当に日本の労働者の生産性はアメリカに比べて下落していたが、2000年以降は持ち直しているのだと指摘します(もっとも日本の労働者の生産性がアメリカのそれに常に満たないというのが、私には驚きでしたが)。

日本経済はひたすら悪化し続けているという一般イメージは間違っているし、日本は確かに1990-2000年に経済停滞を経験したが、その最中にあっても「アメリカがいま経験しているほどのすさまじい苦しみ、人的被害(human disaster)を日本は免れた」ともクルーグマン教授は言います。

「(経済危機に直面するアメリカは)日本と同じくらいひどい対応をする羽目になるのかと質問されるたびに、最早それどころではないと僕は答えている。アメリカは実を言えば、日本が経験していないほどひどい状態にある」とクルーグマン教授は結んでいます。

ローランド・バーク東京特派員は、「日本は20年も停滞していたようには見えない。往来は活気に溢れ、女性の半数はルイ・ヴィトンやその他のブランドものバッグをもっている。ミシュランの星がついたレストランの数はパリより多い」とリポート(ミシュラン云々のくだりで映ってるお店がドトールだというのが苦笑ものですが)。「(経済危機に直面する)欧米は日本のようになるのを恐れるのではなく、日本のようになろうとお手本にすべきなのでしょうか」と問題提起し、そして輸出用精密機械の基盤を作る日本企業を紹介しています。この会社は円高による苦境を乗り切るのに、従業員を削減するのではなく、なんと全員の給与を下げたのだと。「なぜそんなことができるのですか」と尋ねるバーク記者に、日本人マネージャーが「だって、クビにするべき人はひとりもいませんから」と答える姿が映し出されます。

そしてこれについて番組では、『フィナンシャル・タイムズ』のアメリカ編集長で元東京支局長のジリアン・テット氏(サブプライム危機を予測した記者として有名)が、日本のGDPや経済成長も確かに再評価されるべきだと認めた上で、何より特に注目すべきはこうやって従業員をクビにするよりは全員で給与カットを受け入れようという日本社会の発想だと指摘。この事例からも明らかなように、日本社会において特に大事なのは「social cohesion」、社会の一体性、団結力なのだと話していました。注目すべきは「日本社会の、みんなで痛みを共有できる力、みんなでがんばれる力です」と。

「経営が厳しい時に従業員の給与をカットして辛い時期を乗り切ることができるというのは、経済に柔軟性を与え、社会に団結力を与えます」とも。加えて、日本の巨額な公的債務も問題視されているが、これも欧米とは事情が違うと。なぜなら日本の国債の大半を保有するのは外国人投資家ではなく日本人なので。ゆえに日本の財政健全化のために日本人投資家がヘアカット(債務元本の削減)を受け入れるのはあり得る話で、それが海外投資家に債務の半分を所有されている欧米の財務危機とは事情が違うと。

『ワシントン・ポスト』系のオピニオンサイト『Slate』では政治経済ライターのマシュー・イグレシアス氏も、日米の人口構成の違いを勘案すれば日本経済の状態は言われているほどひどくないし、経済成長率以外にも大切なことは人生にたくさんあると指摘。「日本は暮らすのにいいところだし、日本の人たちはとても健康で、顧客サービスのレベルは高いし、凶悪犯罪は比較的少ないし、激しい社会不安も比較的少ない」と。それでも就業率や若者の失業率の推移など統計を見れば日本経済の状態が1990年以降悪化を続けたのは一目瞭然で、「円高が続くから日本経済は堅調だ」「失われた10年など作り事だ」というフィングルトン氏の主張は、それは違うのではないかとイグレシアス氏は反論しています。

個人的には、このイグレシアス氏の意見が妥当な気がします。日本は確かに停滞したが、社会の状況は外国と比べてどうだろうと。「比較的 (relatively)」というのがキーワードで、上で書いたように私が「そんなに日本はひどいか?」と考えていたのも、日本以外と比較してのことです。

 

 

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コメント
この記事へのコメント
No title
>高齢者は生活費があれば暮らしていけるが、現役・若年層の消費は大きい。子供のいる世帯はなおさら。消費税が重くのしかかる。これでは少子化に歯止めをかけられません。<
このような考え方はおかしいのではないですか?高齢者は若い人たち
とちがって余計にお金が必要なのです。自分の入院費用、完全に動けなくなった時の介護費用、時には施設の入所費用。それに、葬儀費用も考えておかなければ。若い人たちはどうしてお金がかかるのでしょうか?高齢者は現在よりもっと苦しい経済状況のなか、子育て、生活を営み、たしなみとして、食べるもの、着る物を節約して貯蓄してきたのですが。料理、掃除、洗濯、裁縫、なんでもできるのではありませんか。若い方は。どうして体を動かさないのでしょうか。体を動かさず、お金を必要なだけ使っていれば生活費はいくらあっても足りません。
2012/01/22(日) 23:36:05 | URL | hu-hu #-[ 編集]
iegDZu <a href="http://nwgvwhqtoclv.com/">nwgvwhqtoclv</a>, [url=http://unicmqirqgjr.com/]unicmqirqgjr[/url], [link=http://kgui
2012/05/12(土) 16:10:03 | URL | erjsmawy #-[ 編集]
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