駄文・散文帳
2011年10月28日 (金) | 編集 |
前回引用した韓国紙の記事「訪米の李大統領晩餐会に日本料理 韓国で“失礼”と批判の声」の続きです。

韓国が官民を挙げて推進する韓国料理のグローバル化推進運動とは、韓国料理・文化の優秀性を世界に広めることで国家イメージを高め、韓国食材の輸出促進と在外僑胞の雇用促進を目指すそうですが、失敗したらしい。初期には犬肉の優秀性を宣伝し、犬肉料理を世界化しようとする動きも見られたとか。ちなみに北朝鮮では犬肉料理は国民文化の誇りの源泉とみなされており、犬肉食の普及促進を狙った犬肉料理コンテストも開催されているそうです。


「女史様予算」論議 150億ニューヨーク韓国式食堂 結局…より一部抜粋
ニューシス 2011/10/26

政府が米国、ニューヨークに150億ウォン規模の高級韓国式食堂をたてて韓国料理のイメージを高級化するという夢が結局失敗に終わった。 'フラッグシップ韓国式食堂'事業に参加するとさっさと立ち向かう民間業者がなくてこれ以上の推進が難しくなったのだ。



「日本料理は世界最高、西洋で韓国料理と言えば…」
2009年02月05日 中央日報

世界の美食家に最高の料理ガイドブックを尋ねると、真っ先に挙げるのがフランスのミシュランガイドだ。 1900年に創刊号を出したミシュランガイドは今年‘100号’を出す。 100年以上にわたり世界最高の料理人と美食家からバイブルとして扱われてきたミシュランガイドの第6代社長ジャン・リュック・ナレ氏(48)に先週、パリ・ミシュランガイド本社で会った。 ミシュランガイドの伝統と名声の秘訣を尋ね、韓国料理のグローバル化への助言を求めた。

--ミシュランガイドは最高の権威が認められているが、その秘訣は何か。

「ミシュランガイドの名声と権威は、ただ歴史によって得られたわけではない。 私たちは徹底的に努力してきた。 その基本は信頼だ。 美食家ら読者が認めるのはもちろんだが、レストランの首席厨房長が認めなければならない。 数十年間、このために多くのことをしてきた。 味について十分に専門性を持つインスペクターを選び、6カ月以上の教育期間を経て評価を任せる。 インスペクターの個人情報は絶対に露出しない。 露出した場合、その時から客観的な評価ができないからだ。 飲食店に行く前に連絡を取らないのはもちろんだ。 インスペクターが飲食店を訪ねて食事をすることに対しては無条件に実費で支払う」

--昨年、東京の多くの飲食店が高い評価を受けたのが話題になった。

「昨年、東京に2週間ほど滞在した。 その時に食べた日本料理は私にとって非常に美しい冒険だった。 その2週間は本当に幸せだった。 まず東京には16万件の飲食店がある。 パリを美食家の都市というが、東京は驚くほど素晴らしい飲食店が多かった。 多くの人々が料理を楽しんでいるからだ。 日本料理はクオリティーも素晴らしい。 シェフのレベルもどの都市より高く、何よりシェフ固有の技術がよく伝授されていた。 数世代、数百年かけて伝えられる技術と伝統は追跡が難しい。 特に私が高く評価したのは専門性だ。 パリの日本飲食店に行けば、寿司、刺し身、焼き鳥などメニューがたくさんある。 このため日本でもそうだと思っていたが、私が行った飲食店はほとんど寿司店、刺し身店、焼き鳥店、うどん店など専門店に細分化されていた。 非常に印象的だった。 こうした特性から日本の飲食店の相当数は誰も追いつけない専門性を確保していた。 当然、高い評価につながる」

--日本料理をはじめ、タイ料理などアジアの料理が世界で愛されている。 その理由は。

「ヨーロッパに関していえば、最も成功しているのはイタリア料理ではないかと思う。 どこへ行ってもピザの店がある。アジア料理の場合、いろんな文化に触れたがっている人々の欲求をよく満たしていることが成功につながっているようだ。 日本料理、中国料理、タイ料理などがそうだ。 料理は文化だ。 こうした文化体験の欲求を、飲食店のエキゾティックな雰囲気と独特の味、さらに現地人の趣向を適切に調和することで満たしているようだ」

--韓国料理を食べたことはあるか。 あればどんな料理が気に入ったか。 また韓国料理が西欧社会で認められるためには何が必要か。

「韓国料理をたくさん食べてみた。 ところが韓国料理といえば、一般的に西洋人にとってコリアンバーベキューのイメージ一つだ。 もう少しいろいろな料理が紹介されていればよかったと思う。 また一部の飲食店の場合、初期に西洋人に良くないイメージを与えた。 考えてみてほしい。 初めて行った韓国の飲食店が味もいま一つで雰囲気もよくなければ、韓国料理に対するイメージ、また韓国に対するイメージに相当な偏見を抱くようになる。 したがってもう少し体系的に考えて料理を厳選する必要があると思う。 私が深い印象を受けた韓国飲食店に、ニューヨークにある日本料理とのフュージョンだが‘モモフク’という店がある。 ミシュランから星2つを受けた。 非常にクオリティーが高かった。 外国に出す韓国飲食店の場合、その国の雰囲気とその国の人々が楽しめる環境を提供するのが重要だ。 もちろん新しい文化を体験したくて外国飲食店に行くが、あまりにも馴染まない雰囲気であれば困惑してしまう。 そして何よりも重要なのはシェフの育成だ。 もちろん韓国にも立派なシェフはいるが、まだ国際的なレベルには達していないようだ。 韓国からもスターシェフ、韓国のジョエル・ロブションが出てこなければならない」

--ミシュランは最近、東京・香港・マカオなどアジア都市の飲食店を評価した。 ソウルの飲食店を評価する計画はないのか。

「今のところはない。 アジアはとても興味深い地域なので、東京と香港・マカオのガイドを出した。 しかし料理は国家発展レベルではなく、その国、その都市の人々がどれほど料理に情熱を抱いているかが私たちとしては非常に重要だ。 東京に行ってみると、本当に美食家、それよりも料理に情熱を抱いている人が多かった。 そういうところでは料理が発達するしかない。 ソウルについても頭の中で考えている」



さて、TPP問題。TPPへの参加をめぐって、民主党内を二分する騒動が起こっていますね。山田前農水相を座長とする「TPPを慎重に考える会」が、民主党の国会議員180名以上の署名を集めたと発表したからです。池田信夫さんは、「TPPを争点に総選挙をしてはどうだろうか」と提言しています。なるほど…。


「政局化」するTPP論議で置き忘れられる消費者の利益より一部抜粋
2011年10月13日 ニューズウィーク

 いっそのことTPPの賛否で民主党が分裂し、小沢氏を中心とする反対派が自民党と合流し、自民党の賛成派が民主党に合流して、TPPを争点に総選挙をしてはどうだろうか。自由貿易への賛否は、日本経済の今後の方向をどう考えるかについての格好の試金石である。



TPPについてのウソとホントより一部抜粋
2011年10月26日 池田信夫blog

きょう霞ヶ関を通ったら、農業団体が「TPP反対」を掲げてデモをしていた。何で今ごろGDPの1%にも満たない農業の問題でこれほど盛り上がるのか、さっぱりわからない。

日本の農業はすでにほとんど「開国」しており、問題は米だけなのだ。もちろん米はもっとも重要な農作物なので、農業団体が必死になるのも理解できるが、米を偏重した社会主義農政が農業を滅ぼしたことは、多くの専門家の指摘するところだ。むしろ他の作物と同様に米も国際競争にさらせば、農業に発展の余地が出て後継者も出てくるだろう。

米の生産額は、年間1兆8000億円。GDPの0.36%である。これが全滅したとしても、日本経済には何の影響もない。こんな小さな問題が民主党議員の半数に近い署名を集めるのは、「農村票」の力ではない。農業人口は、兼業農家を入れても3%に満たない。政治家が恐れるのは、農協という戦時体制の亡霊が恫喝しているからなのだ。こういう悪質な圧力団体を撲滅するためにも、TPPは進めるべきである。

 

 

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