駄文・散文帳
2017年03月18日 (土) | 編集 |
籠池氏証人喚問は、自民党にとって「危険な賭け」
2017年03月17日 郷原信郎(弁護士、元検事)     

重要なのは、昭恵夫人に同行したとされる政府職員の供述である。もし、「塚本幼稚園に滞在した時間内に、常に職員の誰かが同席していて籠池氏側と昭恵夫人とが立会人なしで会った場面は全くなかった」ということが客観的に明らかになれば、政府職員に見られることなく現金の授受があった事実は否定される。ただ、講演の会場であった幼稚園の内部は、籠池氏の側が熟知している。政府職員が「常に同席していた。」と供述した場合でも、籠池氏の側が「政府職員抜きでいた時間があったこと」を現場の状況も含めて具体的に供述した場合、いろいろな場において昭恵夫人に同行している政府職員側の記憶が正しいと言い切ることができるかは微妙だ。

一般的には、授受されたとされる原資や使途も重要だ。

一方、籠池氏側でそのような金額を受け取ったとすれば、使途が問題になる。100万円もの寄付を、その後、小学校建築にどのように使ったのかは、尋問者の方で厳しく追及するであろう。しかし、籠池氏の側でも、それは当然予想しているはずであり、例えば、「総理大臣から頂いたお金なので、ゆめゆめ疎かにはできないと考え、小学校開校後に最も有効な使い道に充てようと考えて、手をつけず現金のまま自宅においておいた」などと証言されると、その可能性を否定することは難しい。

籠池供述の経緯や、その合理性の問題に関して、今になって、「昭恵夫人から100万円を受領した」と言い出したことが、これまでの「安倍首相側には何もしてもらっていない」という話と矛盾しているのではないかという点、100万円もの寄付を領収書も渡さずに受け取り、寄付者名簿に「安倍」という名前が記載されていないことがあり得るのかという点も追及の対象になるであろう。

しかし、前者については、「先週までは、小学校の設置認可を最優先に考えてきたので、野党やマスコミから追及されている状況において、安倍首相からの寄付などという話を持ち出せば、さらに追及を受け、認可が一層困難になると思ったので出せなかった」と証言するであろうし、領収書の点は、おそらく、「昭恵夫人が要らないと言われているのは、総理大臣の名前を表に出すことに支障があるからだろうと考えて、そのことは一切表に出さなかった」と説明するであろう。いずれも、そのような説明は「疑わしい」とは言えても、虚偽だと客観的に立証するのは難しい。

証言が「虚偽」だということを、刑事手続で認定される程度に立証するということは決して容易ではない。
籠池氏が「昭恵夫人から100万円を受領した」との証言を維持した場合、その証言を「偽証」で告発するのであれば、予算委員会として、授受の反対当事者である昭恵夫人の供述を得ることが最低限必要であろう。自民党は、昭恵夫人の証人喚問ないし参考人招致を覚悟のうえで、籠池氏の証人喚問を提案したのであろうか。

もし、籠池氏が100万円の現金受領を維持し、偽証で告発して検察での捜査にゆだねた場合、昭恵夫人の側で、「授受があったとされる当日、そのような金額の現金を持参した可能性がない」ことの立証のため、安倍家の個人的な資金の動きを示さなければならなくなるが、果たしてそれは可能だろうか。

今回の籠池証言について、偽証告発が行われ、処罰まで行われるためには、逆に、「籠池証言が虚偽であること」が「合理的な疑い」を容れない程度にまで立証できなければならない。


坂上忍さんが昨日の「バイキング」で、森友学園問題に関して「面白くなってきた」と笑顔で言い放ったら、出演者らも笑っていた。しかし、笑ってばかりいられないと思うよ。思想的にも視聴率的にもテレビは森友学園に時間を割いているが、国会の貴重な時間までも割いて議論を続ける必要があるのか疑問だ。国会の運営費は1日数億円もかかっているというのに、17日の衆院外務委員会で、民進党はティラーソン米国務長官の来日など直近の外交案件に触れず、森友学園問題を徹底的に追及した。重要な安全保障や外交案件があるなか、森友学園ばかりやっていて良いとは思わない。確かに国有地格安売却問題は国民の税金が使われているのだから重要だが、それを言うなら、森友学園以外でも格安売却は多々されたきたのに、森友だけ問題にするのは異様だ。むしろ、その点を問題にしたいくらいだ。何故、森友以外は問題にしないのだ? しかも、詐欺師のようなウソをつきまくっている理事長に、みんなが振り回されているとは!



2月24日に開かれた財務金融委員会で、日本維新の会の丸山穂高衆院議員が、朝日新聞と読売新聞も同じことをやっていると、以下のように指摘した(動画あり。7分頃~)。

「例えば、この件を真っ先に追及しているマスコミのみなさん。この「新聞は死んだ」っていう本。これによると、朝日新聞は今の築地の一等地の新社屋を作るにあたって、昭和50年当時、3.3平米(1坪)200万円は下らないと言われている土地に対して、56万円の安さで。国有地を。その交換条件として、浜田山の土地に官舎を建てるというバーター。調べると、そこは遺跡が出るということで価格が操作されている。

まだまだあります。読売新聞も。昭和50年当時、大手町のあの土地、1坪あたり600万円が、83万円で売却されている。事もあろうに、読売新聞の社長が、田中角栄さん、池田・佐藤両首相らに直談判していて、この交渉を進めた。今、直談判が問題になっているが、マスコミもこういう風にやってるんじゃないですかね。」


しかし、この丸山議員の質疑は、既存メディアで報道されていない。偏向報道の極みである。

それにしても、稲田朋美防衛相と安倍首相夫人には呆れている。ま、民主党政権時代の防衛相に比べたら、ずっとマシであるが。また、菅直人首相(当時)が自衛隊幹部との意見交換会でのあいさつで、改めて資料を調べてみたところ、首相である自分が自衛隊の最高司令官であることを知ったと述べたときにはビックリした。

安倍昭恵夫人「昨日も籠池氏夫人とメール」 民進・福島伸享氏が指摘
2017.3.17 MSN産経ニュース



失策続く稲田氏の防衛相はもう限界
2017年03月16日 中村 仁(元読売新聞記者)


 

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